大江戸せくすぽっぷ
![]() 著者:中津 賢也 |
ダッチワイフとは直訳すると「オランダ人の妻」
時は日本の江戸時代。こんな時代でもそんな人形=性交人形の需要は変わらず存在していたが、この国の性交人形には魂が込められた、文字通り生きた人形が高値で取引されていた。
主人公瓢馬は魂を物質に定着できる術の使い手で昔はその術により荒稼ぎをしていたものの、今では人形作りを止め、魂の込められた性交人形を見つけては成仏させているのであった。
という感じ。
漫画のタイトルといい、帯にはいや~やっぱり変態だわといわれたりするのもこんな設定では致し方ないですが、舞台が江戸だけに内容は割と人情ものです。
それと主人公の過去の所業が結構業が深いだけに、単なる変態漫画では決してないところが良いですね。
因みにこの設定が生かされてるのは主人公の妹が、その性交人形にあるところです。
見た目は人間だった時と変わらない割には、肉体をロリやら巨乳やらと変幻自在なうえに、感度が異常に鋭く、一定以上刺激すると性交人形の役目を果たそうと暴走したりします。
1巻最後ではその暴走が兄である主人公に向かってるあたりやっぱりこの作者は変態といわずにはいられません。いや、しかし良くやったw
というわけで、エロ、シリアスのバランスが良い漫画です。
ユリア100式も面白いですが、こっちのダッチワイフ漫画もなかなかですよ?
ヤングキング連載中~
・うたわれるものリンク
くるぐる。さん描き散らし版にディー→エル漫画
確かにムツミの方が切ないっす。お父様のいう事はなんでも聞いちゃうムツミが反抗したり、拗ねたり、我侭言い出したらすごいかわいい気がする。
怠惰午睡さんTOPにアルルゥ、ユズハ、カミュ
この3人はやはりムックルに乗ってる絵が映えますね
・雑記 山崎まさよし
今日は風がすさまじかったですね・・・
秒速5センチメートルの影響で久しぶりに山崎まさよしのOne more time One more chanceをヘビーローテンションで聞いてます。
山崎まさよしのバラードは全部君だったっていう曲も良いですよ。
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コメント
正直、中津賢也も落ちたな…という感想。
同時期の作家である島本和彦と違い、デビュー当初の月サン時代が最も勢いが有った。
投稿: 地獄変 | 2007年4月 9日 (月) 01時41分
地獄変さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
うーん、なかなか手厳しい感想ですね。
中津賢也の作品は他に妖怪仕置人をちらほら読んでいた程度なので、昔の作品は未読なのですが、なるほど、昔の方が勢いがありましたか。
投稿: ツキノモリ | 2007年4月 9日 (月) 21時07分