夜桜四重奏 2
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夜桜四重奏 2 (2) 著者:ヤスダ スズヒト |
月刊少年シリウスで連載中
ツンツンデレツン、デレツンツン♪
なんて1巻帯が目を引いた夜桜四重奏も第二巻です。今回の帯文句はNo.1ツンヘココミック…って何それ?ってな感じですがこれはたぶんヒメを指していると思われます(強気だったり凹んだりする娘の意かと)。成田良悟氏はツンシュンといっていた気がします。しかし、そんなツンヘコ娘は今回あんまり登場機会がないので帯の宣伝文句としていかかなものか。おまけに表紙を飾ったアオがほぼ出番無しだったのも泣けます。
作者は、神様家族や成田良悟作品の多くのイラストを手がけるヤスダスズヒト氏。
イラストレーターの描く漫画は面白くないという根強い認識があるとあとかぎ漫画で語る同氏(自分ではなく世間にという意味で)。確かに私にもそんな偏見があるようなないような。
個人的にはヤスダスズヒト氏の絵柄は好きなので、それが漫画として動くキャラはみんな好きなだけに、そんな世間の認識を是非打ち破っていただきたいところ。
さて内容ですが、3話構成のススミダスが一番面白かった。主人公の秋名が自身の役目と自身の望みの矛盾に悩みつつも、恭介を諭す過程で自己の決意を表明する様には頼れる男臭が十分伝わってきました。
ただ、主人公の負う役目がすごい重い感じで描かれてますが、読み手からすればあんまり重い役に感じられないのは微妙でした。あの役割からは人殺しというより医者に近いイメージに思えるんですよね。
それと調律の役目もあれだけだと、いまいち調律というイメージから遠い気が。せめて力を制御する枷も主人公が作るってことにしてれば良かったようにも・・・
ついでにソファーをぶん投げるシーンに4Pも使うのは使いすぎ?
ところで、あるべきところにないパンチラはもうこの作者の見せないという気概がぷんぷんします。まぁその分よざカル!で色々補充できますがw
しかし、よざカル!を読むと本気で路線変更する気ないですか?と頼みたくなりますな。
というわけで、なかなか楽しめましたが、個人的に楽しめる部分がキャラに傾いてるので今後はストーリー展開にも期待したいところです。
因みに今回なんでこんな批評くさいかというとあとがき漫画で読者さんのブログ感想を楽しみにしておられるとのことからちょっと調子に乗ってみた次第なのです。まぁウチのブログが見られてる可能性はかなりアレなのが悲しいとこですが。
・うたわれるものリンク
くるぐる。さん絵置き場開設
というわけで、今までのイラストが厳選されてUPされました。みんな見れ!
影の宴さんムツミ
何気に初なんですね~ちょっと意外な感じがします。うたカラ楽しそうですなv
channelQさんヒダカ・ディー
最初声聞いたときは誰?ってびっくりしました
マメトリさんツンデレカムチャ弁
33万HITおめでとうございます~ギアス絵も素敵っす!
CAT NOODLEさんうたわれるものらじお37回四コマ漫画
力也さんの記憶に対して柚木さんは思いのほか覚えてますよね
ごがつ屋さんうたわれるものらじお四コマ漫画
なんか普通にこういうことありそうで恐すぎます
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