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太陽の塔

太陽の塔 太陽の塔

著者:森見 登美彦
販売元:新潮社
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何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。

夜は短し歩けよ乙女が面白かったので作者のデビュー作を読んでみました。
本作は日本ファンタジノベル大賞受賞作のようです。

休学中の五回生である私。
これまでの人生において絶望的に女性と縁がなかったわけであるが、そんな私にも3回生の頃、水尾さんという恋人ができた。
しかし、あろうことか水尾さんはこの私を袖にしたのだ!
そして現在、私は水尾さんレポートを完成すべく彼女の日常生活をつぶさに観察している。いやいや、そこらのストーカーと間違えてもらうわけにはいかない。これは彼女がなぜ私という人間を拒絶したのかという疑問の究明にあるからで断じてストーカーという行為ではないからだ。
という感じの失恋男の物語です。

とにかく主人公が意地っ張りでプライドが高い上に妄想好きでおまけにストーカーと、夜は短し~の先輩より数段濃い男です。
自分の行為と自身全てを正当化しようとする屁理屈はある種のすがすがしさが感じられます。

主人公の友人達も似たりよったりで、野郎同士でクリスマスの町を闊歩したり、鴨川にならぶ男・女・男・女の列を男・男・男の列で邪魔したりと、己が傷つくのを省みない豪の者ばかりです。とりわけ友人の飾磨はすごすぎ。「砂漠の俺作戦」は誰が聞いたって大馬鹿者といわざるを得ません。

そんな感じで痛さと妄想に塗れた男汁溢れる内容にもかかわらず、読後感がさわやかなのはなぜでせう?

個人的にはなかなか面白かったですね。とにかく笑える表現が多すぎます。なんでこんな文章が書けるのかと。

因みにこの主人公と水尾さんは下手したら、黒髪の乙女と先輩の未来である可能性がなきにしもあらずなきもしますが、類似点はややあるものの、やっぱり別人でしょう。というか、別人じゃなきゃ嫌だ。

・うたわれるものリンク
くるぐる。さん描き散らし版に突発リクエスト3漫画
1コマから4コマまですべてのトウカがかわいすぎです。今回でリクエストも終了だそうで、お疲れ様でした。

KARMAさんmemoに降り積もる白
そーいやうたわれ世界は雪の描写がないせいか新鮮

ごがつ屋さんエルルゥ&ハクオロアイコン
流血アイコンですよw

IDEAさんりんごーなアルルゥ
確かに果物は良く似合いますね~

・雑記 
私信ですが、labさん、くるさん、PC心配してくださってありがとうございました!あと一回はまた修理に出さなくてはならないのですが、その後の故障がないこと祈るばかりです。

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