涼宮ハルヒの分裂
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涼宮ハルヒの分裂 著者:谷川 流 |
ようやっと出ましたハルヒシリーズの新刊。
季節は春、2年生になったキョン達。いや、長かった。
プロローグの1P目を読んだときはどこの判決文ですかといいたくなるほどの長い一文。が、この装飾過多な文章が私は案外好きだったり。
それにしてもSF的な要素が前面に出た内容でした。
今回は涼宮ハルヒの驚愕に続くため、話が途中でぶっつり切れており、消化不良が否めません。おまけに内容がかなりトリッキーかつ伏線だらけでどうしたもんやら。
以下はネタバレなので反転です
とにもかくにもαとかβとかなんなんだ!普通に考えれば世界が分裂したくさいですが、なんかそう思わせるようミスリードされてるかもしれません。それと222Pでわざわざ土曜の朝に濁点を打ってる意味がわからない。
ハルヒの対となる立ち位置で登場したキョンの中学の同級生佐々木。
古泉に輪をかけて小難しいこという人です。キョンが夢で見た彼女との会話の回想がなんか伏線になってるようですが、どう使われるんでしょう?それと藤原と二人で会話した内容も気になる。しかし、中学時代チャリで二人乗りなんてホント周りの人が誤解するのは当たり前でしょう。
他にも見知らぬ後輩らしき女性からの電話やら、キョンのいう半分あたりで半分はずれの意味やら、気になることが多いくせにこの巻で全然明らかにされないのでヤキモキしまくりです。
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