« うたわれるものドラマCD4 | トップページ | ゼロの使い魔 11 »

人類は衰退しました

Zinruihasuitaisimasita_1 ガガガ文庫

小学館

著者 田中ロミオ


【8/10】
・ストーリー
人類が緩やかに衰退し始めて早数世紀。人類はもはや旧人類、地球は妖精さんたちのものでした。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ、国際公務員の調停官となり、故郷のクスノキの里へ帰郷。祖父でも出来る仕事だから、わたしでもできる楽でクリエイティブな仕事だと思っていたのですが…
平成生まれは検索かけちゃ駄目くさい作家が送るほのぼのライトノベル爆誕

・基本路線はほのぼの系
登場する妖精さんたちがよつばと!のよつばや、もやしもんの菌たちのような性格のため非常にほのぼのとしたお話となってます。主要人物が、主人公のわたし、私の祖父、妖精さんたちのみで展開される閉鎖的な世界というせいもあるかもしれません。
“わたし”は、とりあえず肉体労働よりは楽な仕事がしたいというズボラな方で極度の人見知り。でも妖精さんをたびたび失禁させたりなんて悪魔的素養もある基本クレバーなお人です。そんな昨日の事もすぐ忘れる妖精さんとわたしとの交流が実にほのぼので会話も楽しいんですよね。

・なんとなくシミュレーションゲーム風?
“わたし”をプレイヤー、妖精さんの観察、育成を目的とするシミュレーションゲームっぽい感じがどうにもします。まぁゲームと違うのは妖精への干渉次第で、プレイヤー側の環境にも影響を及ぼすということかしらん。というか、この辺りの要素が下手すると暗い方向へ行きかねないんですが、たぶん杞憂でしょう。間違ってもベルセルクの妖精もどきみたいな事にはならんでしょうし。途中途中で明かされる妖精さんの生態も実に面白く、生態を理解して行く毎に“わたし”の妖精さんに対する扱いが変わっていくのもまた面白い。

・というわけで、
非常に面白いというわけではないですが、確かな面白さのある作品でした。
かゆ、うま…を髣髴とさせる前任者の記録も笑えましたし。あとがきでぶっちゃけられた通りまだ未消化の伏線、妖精さんの謎はもちろん、おじいさんの娘に対する躾の態度が変わったこと、おじいさんの助手が未登場とかあるので続刊は是非。
比較的間口の広い作品かとも思うのでオススメ…かな。
それにしても、おじひ!がでてくると、やたら嬉しい自分がいるなぁ。

・感想リンク
ライトノベル名言図書館さん

・うたわれるものリンク
CAT NOODLEさんうたわれるものらじお46回四コマ漫画
このらじおでゲストらしく扱ってもらおうというのが最早…

くるぐる。さん描き散らし版におあずけっ!
一瞬でもまてが出来る子だったのね

|

« うたわれるものドラマCD4 | トップページ | ゼロの使い魔 11 »

ライトノベル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/101314/6551372

この記事へのトラックバック一覧です: 人類は衰退しました:

« うたわれるものドラマCD4 | トップページ | ゼロの使い魔 11 »