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Fate/Zero 散りゆく者たち

【8.5/10】

虚淵玄恐るべし!
も~とにかく構成、ストーリーに隙がなさすぎです。

にしてもこの方、キャラの掘り下げ方というか、価値観の違いを物語の途中で浮き彫りにするのが非常にうまい。
個人的にはそういう所に惹かれてる気がします。

残すところあと1巻で終ってしまうのがもったいない。
以下はネタバレなので、反転です~

・キャスター&龍之介
なんかこのカップル思った以上に心を通わせてて驚きました。
龍之介の神様解釈は、作者の作品登場人物に対する思いを代弁したんじゃなかろうか?
そう思うぐらい、Zeroへの登場人物には作者の愛を感じますね。これってやっぱり繰り返しになりますが、ほとんどのキャラの価値観とか、人生観を濃密に書いてる気がするからと思うんですよ。
しかしこいつら、外道もいいとこですが、こういう突き抜けた悪人には、あまり死んでもざまぁみろという気持ちが起きないから不思議。そもそも自分の命にさほどの執着が感じられないせいかもしれない。いや、違うか、どう怒ったり恨んだところでそういった気持ちが理解できない相手だからかもしれません。うーん、これも微妙かな…

・ランサー&エルメロイ
このカップルが今回ぶっちぎりでお気の毒。龍之介はなんか死んでも幸せそうでしたし。あれだけ軽蔑してきた銃を使ってまで、生き残ろうとした時点でもう堕ちるとこまで堕ちてしまいました。
しかしランサーは自害する運命なんでしょうかね。同じ状況に陥ってもクー・フーリンのランサーはああいった恨み言は吐かずに消えると思ったり。

・ライダー&ウェイバー
「…征服するなよ。略奪するなよ」
「えっ!?」
が笑える。えっ?じゃねぇよ(笑)今回、出番の少なかった二人ですが、やっぱ良いコンビです。なんつーか年の離れた兄弟のようだ。
最終巻でウェイバーとライダーがどういった別れを迎えるのか?ウェイバーはその時どうしているのか?すげー楽しみです。
しかし、2巻であれだけ圧倒的だった宝具がキャスターの魔物の足止めにしかならんというのがかなりショック。まぁ、時間限定だからああいった耐久力あるやつには逆につらいのかな。

・バーサーカー&間桐雁夜
いまだ正体のわからないバーサーカー。やっぱセイバーに縁のキャラなんでしょうか?でも終盤の雁夜とのやり取りを見てると違うかもと思うのですよ。
雁夜さんもどういった最後を迎えるのかすごい気になるキャラですね

・アーチャー&遠坂時臣
凛へあの台詞をいったことで、もういつでも死亡準備完了の状態に。
アーチャーの裏切りフラグも立ってしまったことですし。今回は桜を案じる父の思いが書かれていたのが魅所でした。彼には彼なりに子供たちの将来を心配していた気持ちが分かったのが救いといえば救い。
それにしてもアーチャーは綺礼のことがホント大好きだなw
ライダーのこともいつのまにか、雑種呼ばわりからしっかり征服王と読んでる辺り、うい奴です。

・セイバー&切嗣
切嗣の外道っぷりが最高すぎる。やっぱり人質にしたのはソラウでしたか。
ただ、龍之介を狙撃したとき、セイバーがエクスカリバー使用後直ちにウェイバーを狙撃してれば良かったのでは?と思いもしましたが、どうでしょう?
彼のセイバーが嫌いな理由は至極共感できるものでした。
そりゃセイバー無視しちゃうよね。
一方、散々いぢめれてきたセイバーはここで宝具を使いストレス発散。
一応主人公組なはずなのに、Zeroの世界だとなぜかすごく影が薄い気がするのは気のせいでしょうか?

・言峰綺礼
あー綺礼がぐれちゃったのはアーチャーのせいなんですな。
すっかりたぶらかされた後の言峰はもう、本編の彼にかなり近づいた感じがしましたよ。

・イラストリンク
野良さんシモン&ロシウ

・雑記
2007年ライトノベル杯結果発表
とりあえず、上位作でいくつか気になったのは読んでみようと思います。
そして、平和の温故知新様お疲れ様でした!

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