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ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人

ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人 ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人

著者:賀東 招二
販売元:竹書房
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【8/10】

・あらすじ
15年前、突如現れた「ミラージュ・ゲート」は、魔法が存在する異世界、レト・セマーニに通じていた。ミラージュ・ゲートに程近く、異世界への玄関口となった都市サンテレサ市。ここで、ベテラン刑事マトバとひょんな事件から相棒となった異世界の女騎士ティラナは今日も喧嘩をしつつ、事件を解決する日々を送っていた。

・結局この巻でバレたに違いない
前回の作者名義は、きぬたさとしさん。今回から賀東さんになったわけですが、仮に今回きぬたさとしさん名義だったとしても、もうキャラクターの台詞が賀東節炸裂してましたのでバレバレだったに違いないです。

それだけに、今回は前回よりもかなり面白かった。
短編二話収録でしたが、2つ目の10万ドルの恋人がとにかく面白かった。

例えば、マトバがティラナに愛車を破壊された時の罵倒シーンですが、
「だまれこの宇宙人!俺のクーパーを壊したおまえが言うな!」
「差別用語だ」
「うるさい。全世界のセマーニ人の中で、おまえだけは宇宙人だ。差別されてもしょうがないくらいのクソ宇宙人。タイニー・タイニー・ファッキン・ET。それがおまえだ!」
「なんと傲慢な。その口をつぐむがいいぞ。さもなければキゼンヤ神の名にかけて―」
「さもなきゃ、なんだ!?言ってみろ!俺を殺すのか!?いいだろう、殺せよ!あいつを殺したように、俺をダンプカーの前に放り出せばいい!それで満足なんだろ!?この人殺しめ!」

と、こんな風で会話がとても楽しい。
因みに、この会話と似たような会話を直前にマトバと彼の上司との間でやり取りされてるから堪りません。

・脇を固めるキャラも最高
新しくやってきた黒人で叩き上げの上司ジマーや、同僚でゲイの潜入捜査で下品な男を演じることに嘆き悲しむトニーと脇を脇役キャラも大変面白い。

・というわけで、
とにかくエンターテイメントに徹した作品で大変すがすがしく素晴らしい。
マトバとティラナの関係も、恋人関係に発展するのではなく、より良い相棒関係にどう発展していくかといった風の純粋な相棒ものに近いのも良いですね。

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