とらドラ5!
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とらドラ 5 (5) (電撃文庫 た 20-8) 著者:竹宮 ゆゆこ |
【8.5/10】
・あらすじ
竜児達の高校では、文化祭が間近に迫っていた。
女子生徒達にあれやこれやのコスプレを合法的に着せるべく、男達は暗躍するものの、彼らは思い知ることになる。
三十路の恐ろしさといういうものを…
一方、大河の父親の登場により、竜児と大河、実乃梨の関係にも波紋が。
そうした様々な思惑を迎え、文化祭の日はやってきたのであった~
・今回はラブコメではない!
が、それがむしろ素晴らしかったです。
もう、ビバ友情!ってな内容でした。
序盤のクラスのバカ騒ぎ、三十路の暗躍、実乃梨のパロネタ台詞の連発と飛ばしに飛ばした内容で笑わせてもらったと思いきや、大河の父親の登場で一転、重そうな展開に。が、結局の所それすらも友情の肥やしでしかなく、最後の読了感はどこまでも清清しかったですね。いやー素晴らしきかな青春。
・成長した人、変わる距離感、竜児の心
今回は大河の芯の強さ、亜美の変化、竜児の澱み、実乃梨の大河と竜児への思いと、それぞれがそれぞれ面白みのあるところを魅せていただきました。
大河が実乃梨に家事全般について頼らなかった理由を始め、各キャラクターの行動の裏にある心情が読んでいて実に説得力のある、かつしっくりとくるものばかりだったというのが、今回の面白さのミソだったようにも思えたり。
しかし今回の展開を見る限り、ますますこれからのラブコメがどう展開していくのか非常に楽しみになってきました。
だって見る限り、実乃梨はもう、竜児を男として意識しているっぽいし、亜美もなんだかかんだで竜児を意識してる臭いし、裸王は文化祭の日に会長となにかあったかもしれない気がする。
大河と竜児の関係は、竜児本人がいった通り、彼自身はまだ兄妹のような家族愛に近いと思うのですが、大河のほうはうーんどうなんでしょう。
・光るサブキャラ
もうこの先生大好きすぎる。
どこまで年齢に卑屈になれば気が済むのか(笑)
まぁ、それがかわいいんですけど。
イラスト付で登場してきたクラスメイト4人はもしかしたら、外伝の主人公になったりするのかしらん。
・若さっ若さってなんだ?
振り向か…じゃなくて、どうやら走ることらしいですね、この作者の場合。
だって、外伝も、田村くんも肝心な所で走ってた気がする。
・というわけで、
いや~非常に面白かった。
今の所シリーズ最高傑作といって良いかと思われます。
・感想リンク
好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! さん
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