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アパシー学校であった怖い話

10年ちょっと前、スーパーファミコンで、「学校であった怖い話」
というサウンドノベルゲームがありました。

登場人物にも実写が使われた、なんて珍しさから、
当時プレイした私も、そこそこ記憶に残っているゲームでした。
どのぐらい怖かったか?なんて記憶は曖昧ですが、最終シナリオである殺人クラブの選択肢の多さの異常性に慄いた記憶は今も深々と残ってます。
あれはマジで異常。

そんな学校であった怖い話を、同人ゲームとして復活させたのが、
本作、「アパシー学校であった怖い話」です。

この同人ゲーム。小説版に新シナリオを追加してサウンドノベル化したものなんですが、製作スタッフに、学怖のメインシナリオライターである飯島多紀哉氏が参加されているので、もうオリジナルといっても良いかと。

簡単にストーリー紹介しますと、新聞部に所属する高校生の坂上修一は、先輩に学校の七不思議に纏わる話を7人から聞いてそれを記事にしろと任される。怪談当日、場に集まったのは予定より一人少ない6人。彼ら、彼女らの話す学校で「あった」怖い話は坂上の予想するものよりもずっと異質なものだった・・・という感じ。

プレイ時間は約6時間。シナリオは本編7話におまけシナリオ1話。
おまけシナリオは昔プレイしたことのある方ならクスリとする、ファンサービス的なシナリオで、まぁ殺人クラブネタです。
それとBGMはたぶん当時と同じものが多いかと。一通りプレイし終わると音楽室がでてくるのでファンには嬉しい仕様ですね。

さて、面白かったかというと…うーんちょっと微妙かも。
全体的に怖いというよりもグロイ、気持ち悪い系の印象が強いです。
とあるシナリオでは結局それで?と思うほど単調で予定調和的な話が二話。
1本のシナリオが短いせいもあるのですが、どうにも狂気に至る過程が唐突すぎな場合が目に付きました。じわじわ感を味わいたい人は回れ右。
ただどの話も、聞き終わると他人事でなく、聞き手の安全や安心、立ち位置に揺さぶりをかけてくる傾向がある点は昔と変わらず良いとこです。

ビジュアルはかつての実写ではなく、二次元絵。
なかなか雰囲気にあってましたし、うまい。
語り手の一人、岩下明美が個人的にはお気に入り。
人に裏切られる前に自分から裏切るという性格の歪み具合も最高。

個人的に一番面白かったのがギャグ系の話だったというのがなんか切ない。
恐怖って、不意打ちに襲ってきたり、未知だったりするとこから湧き上がる感情かと思うのですが、このゲームには不意打ちさがいまいち足りませんでしたね。
ただ、ギャグ系の話が良かったのはある種この未知の恐怖を最後まで演出して、最後にネタバレすると、それまでの嫌悪がなぜか愛嬌に感じさせれるというのが実に見事でした。あのオチは読めんかった。それとこの話の主人公だけは狂気に至る過程も良く出来てましたね。最後の最後まで主人公に感情移入してしまう話でしたよ。
あれで気がまいらないはずがねぇ。

というわけで、個人的には懐かしさを覚えつつもちょっと微妙だったかも。
怖さはいまいちでしたが、グロイのは結構きついのが2話はあるので、そっち系が好みの方は買っても損はないかも。例えば生きたまま人を解体して子宮を食べる話とかありますし。値段も1500円と手に取りやすい価格設定です。

興味のある方は公式サイトで体験版が配布されてますので、試してみては?
http://www.takiya.jp/78/

・うたわれるものリンク
影の宴さん喝采!

ごがつ屋さんトラ虎なエルルゥ、ハクオロ

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