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さよならピアノソナタ

【8/10】

・あらすじ
突如プロの舞台から姿を消した天才ピアニスト蛯沢真冬が、僕のクラスに転校してきた。気が強く、ひたすら他人を拒絶する彼女は僕の憩いの場所である、とある教室を占領してしまう。そこで、彼女はピアノではなくなぜかギターを演奏していた。ともかく教室をなんとか取り返そうとするがー

・青春☆ボーイミーツガール
音楽を聴くのは好きだけれども自分で演奏とかには興味の無い音楽評論家の息子と、なぜかピアノをやめてクラシックを超絶技巧ギターで弾くツンデレ美少女との青春物語。なので、あんまりラブコメ成分は少ないんですが、役割のはっきりした登場人物の配置に、散りばめられた伏線、爽やかに完結するラストと、物語としてはかなり構成が良くできており面白かったです。

・登場人物の中では、
音楽評論家で駄目人間な主人公の父親がいい味でてました。一方、ヒロインであるはずの真冬が個人的にやや微妙だったのがちょい残念。ツンの部分がなんか鼻についてしまったんだよなぁ。

音楽ネタも多数出てきますが別に分からなくても問題はありませんでしたね。自分もあんまり洋楽は聴かないんですが、別に問題なかったですし。

・というわけで、
なかなか面白かったです。他の感想サイトの多くが高評価なのも納得の出来ですね。
2巻がもうすぐでるとのことでたぶん続刊も買うでしょう。

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もやしもん 6

                     ノーン
             きたねぇ!日本人きたねぇよぅ!

40cmオリゼーぬいぐるみという思い切った限定版をかもしてくれたもやしもん第六巻。いや、自分はさすがに買いませんでした。

今回は丸々、フランス編。長谷川さんの婚約問題の解決とフランス名門の葡萄畑一家にスポットをあてた内容で、直保はちょい活躍したけどもやはり陰が薄めであったことは否めない。というか、ヒゲがちゃくちゃくと長谷川さんとの外堀を埋めてることが面白くてしょうがない。いきなり手を繋がれて動揺する長谷川さんが可愛いんだ、これが。

で、フランスで登場した蛍そっくりさんの白ゴス娘、マリー。
畑を愛し、ワインを愛し、ワインの知識も豊富ながら語学も堪能とかなり優秀な娘なんですが、日本人旅行者3人をぬるめに轢いてしまったのが彼女の不幸の始まり。

知ったかぶり金持ち日本人の横暴に、腹を立てて部屋で物々文句を言いつつ、泣いてるマリーが今巻で一番可愛かったシーンでしたね。

ストーリー的には、跡継ぎ問題の点でのマリーと直保の対比、家族問題での点でのマリーと長谷川さんの対比があったんですが、やはり前者の影が薄かった。
もうちょっと引っ掻き回そうぜ次男坊。

しかし、日本に帰って最初に教授がでた時の懐かしさといったら…
最近、生徒に泣かされ気味な教授に萌えてしまいます。

ところで、嫌われ役の龍太ですが、彼の本音が吐き出されたことで、単なる嫌な奴ではないと思えたのが良かった。
嫌われ役だけで消費されるキャラっていまさらながらに不憫だなと最近やたら思うようになってたんで。

というわけで、面白い漫画です。雑学的な知的欲求を同時に満たしてくれる漫画は大好きだー

…それにしても帰国後の蛍のリアクションには今後の展開に色々と期待をせざるを得ない。

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せまるニック・オブ・タイム

                  ざまあみろ

【8.5/10】

・あらすじ
散り散りになったミスリルの仲間達が続々と集まってくる中、テッサは宗介を含む少人数でとある場所へ向かおうとしていた。そこには、ウィスパードとこの歪んだ世界の真実が隠されていて…

・明かされた真実
ウィスパードがどうやって生まれたか、なぜ彼らは卓越した知識を有するのか、ラムダドライバの真実、あの人が裏切った理由等など、色々判明したわけですが、それでも分からないことがあるし、新たに分からんことも出て来た感じ。

・ネタバレ反転
いやクルツを殺すとかマジアリエナイ。なんか、アレ死亡フラグ?でもまさかねと思ってました。カスパーに狙撃された時も、宗介がかなめに撃たれたときや他のデジャヴと同じようにまったく信じられなかったのに…もう、どうやって短編を楽しめというのか。京アニのフルメタふもっふ温泉回ももう涙目以外でどうやって見れというのか。

一方、ラスボスがかなめというのはそれほど驚くことではなかったですね。
というか、やはりかなめというキャラがそれほど好きにはなれないところがあったので態度を豹変させてもあんまり衝撃がなかったんですよ。
頭に傷を受けて変貌したテッサ兄は完全に格がおちてしまったような。

カリーニンが裏切った理由は世界の歪みを正すためという理由みたいだけど、イマイチまだよくわかりませんね。過去の改変すら可能なら死んだ妻のためということもあるのかなぁ。かなめ達がいう世界の救済が具体的にどういったものかも分かりませんし。それともこのまま放置しておくと人類滅亡フラグが立つからとかなのか。

・というわけで、
悔しいが面白かった。次回でクライマックスのようだけど、一巻で終るかは甚だ疑問。

・感想リンク
今日もだらだら、読書日記。さん

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傷物語

    キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードのことを、
          そろそろ語らなくてはならない頃だと思う

【9/10】

・あらすじ
高校2年と3年の間の春休みは僕にとって、地獄だった。
一生使っても恩を返しきれない命の恩人羽川翼、怪しいおっさん忍野メメ、そしてあの美しい吸血鬼との出会い。わずか二週間の間に、忘れようもない出会いをいくつも経験した僕だけれども、結論からいうとこれはどうしようもないほどにバッドエンドだった。

・人チックさんは後で職員室な?
「化物語」の主人公、阿良々木暦が吸血鬼もどきの後遺症を残すことになった事件を描いた本作は、化物語で魅せたボケとツッコミをやや抑え気味にして、シリアスとバトルが増した内容でした。
この物語には、スポーツ少女も、ホッチキス少女も、毒舌小学生も一切登場せず、化物語ヒロインズの中では個人的には控的ポジションに位置づけていた委員長がメインヒロインだったわけですが…すいませんでした。羽川さん、可愛すぎです。

もう、委員長…なんていやらしいんだ。作中パンツ、おっぱい、ブラジャーのインパクトが強すぎて話の本筋がかすみそうでしたよ。というか、作者はパンツの描写に行数をかけすぎだ。あんた一体どんだけ語るきですか。

それにしても、アレだけフラグを乱立させといて、戦場ヶ原と付き合ったラギ子ちゃんはボーイズラブなお仕置きでもしてやらなきゃ気がすまない。なんたる鈍感。なんたるチキン。羽川とのやり取りは人蓄さんがボケで羽川がツッコミと役割がいつもと違っていたような。いや、人畜さんのボケもなかなか冴えてますね。

化物語の語りで春休みは地獄だっただの、忍に対しては完璧に加害者だったという暦の台詞、さらに羽川は命の恩人といわれてた真相が今回明らかに。正直、地獄はいいすぎじゃね?と思っていたけどいや確かに地獄でした。羽川もどうしようもないくらい命の恩人でしたし。

・名前長っ!
忍になる前の吸血鬼キスショットは傲慢な性格だけどちょっと抜けているという性格設定でした。正直委員長のせいで印象が薄くなってしまったのは否めない。それと敵役の名前がなんだかすごいネーミングセンスだった。

最後の展開は実に上手かったですね。忍野の強烈な皮肉が物語の締めくくりとしてもバッドエンドらしくて良かった。というか、このおっさんはチートすぎるだろ。

・というわけで、
パンドラという1890円もする雑誌を買った甲斐はありました。
化物語好きなら即買いをオススメ致します。
でも、他に載ってる小説はいまいち読む気がしない…

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さよなら絶望先生 12

      休載している作家は 掲載されている作家に感謝しろ

クオリティ高いアニメ2期が始まって最初の単行本。生前葬を済ませても、この調子だとまだまだ死亡フラグは回避できそうにありませんね。

最初に収録された話が、一見様にもやさしい親切設計な「一見の條件」。詳細な登場人物紹介になぜペリーさんが?一見様のリアクションはアニメを見られた時の家族のリアクションに近いものがありますね。そこはスルーしてくれということを真正面から突いてくるあたりががね。

アリアリ詐欺。冷静に考えれば無しなのに、「アリじゃね」という一人のミスリードによって起こるミニプロパガンタに絶望する「痴人のアリ」。二重拘束社会に絶望する「ダブルンの市民」などなど、毎回週刊連載でよくもまぁ、思いつくなと感心しますよ。

自分の身を振り返ってみれば、1週気取りのショートトラックネタが当てはまるかも。
たいして洋楽を聞いてもいないのに、やっぱ音楽は邦楽だよ、とか
たいして邦画を見てもないのに、やっぱり映画は洋画だよな!とかですかね。

巻末おまけの紙ブログでも1期でエンドカードを出さなかった弟子が2期で描いてくれたことをネタにしてたりで笑った笑った。

それにしてもアニメの影響か、自分の中で日塔奈美がやたら可愛く見えてきた。絶望放送の影響もあるかもしれない。まぁ、一番は倫で不動なんですけど。

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MAMA

           じゃあ、トトが貴方のママになってあげる

【7.5/10】

・あらすじ
神殿の奥に封じ込まれたガーダルシアの人喰いに耳があることを知られてはいけない。耳がない人喰いは、自分の耳を欲しているからだ。魔術師集団サルバドールの生まれながら、魔力が少なくおちこぼれの少女トトは自らの耳と引き換えに使い魔を得る。これは伝説の人喰いのママになろうとした少女トトと孤独な人喰いの物語。

・なんとも美しい童話でした
人から蔑まれ、誰からも必要とされない少女が、唯一自分の存在意義を見出せた人喰いにどこまでも依存し続けて迎える破綻の物語は、トト自身が語るように歪んでいるけど、後悔はないと思える美しい物語でした。トトが望んだことも、成長して彼女が他人との繋がりを否定して、トトだけを見れないことに罪悪感を覚えることも、歪んでいると自覚していても改めてしまうことに恐れて固執してきたことも人として当然のもので、動機も感情もシンプルさが魅力的といってよいでしょう。

・そしてANDへ
新キャラ二人が登場して別の物語と思いきや、MAMAを補完する物語で、なんとも綺麗な締めくくり。この二人のキャラクターのうち、嘘つき占い師のミレイニアの可愛さは異常。この作者普通にラブコメに走ってもいけるんじゃないかと思う。

・というわけで、
あまりラノベにこういうタイプの話を求めていないせいか、評価は控えめですが完成度の高さはなかなかのもの。デビュー作にもそのうち手をだそうかな。

・感想リンク
好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!さん

灰色未成年さん

・WEBコミック
くるぐる。さんうたわれバレンタイン漫画&バカップルでおかわり。
作者さんの精神的犠牲の下に、素晴らしい漫画に仕上がっております

ろくでなしの詩さんいけとこ56
中学生編スタート

・イラスト
影の宴さんバレンタインでカルラ

・ニコニコ動画

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教師と生徒と

成年コミックの紹介はキャノン先生に続いてこれで、二回目。

本作は、男子高校生と女教師の学園もの。1巻完結の長編ものなんですが、いや、これがなかなか先生のキャラがいい具合に光ってるんですよ。でその先生、森崎麻衣25歳は、わがまま、身勝手、気まぐれ、図々しいといいとこなしなんですがなぜか憎めない性格で、生徒から「今日の下着の色は何色ですか?」と聞かれると、「おんたの母ちゃんと同じ色よ」といいながら頭をどついたりと、見事な返しをかましてくれます。

そんな先生が家賃滞納で生徒の大介を頼ることから話は始まっていきます。主人公の大介は、先生が下着姿でうろついてもすぐには手をださないし、エサをねだる先生に料理を作ってやったりと、年下なのに先生よりよほど良くできた人間で、そんなつれない態度に焦らされて嫉妬したりする先生がまた可愛いのです。結局、大介もよくよく先生の身勝手さを許容してしまうんですが、まぁあれだけ無邪気な笑顔を見せられたら負けですね。

一応Hシーンもそれなりで実用度は割と良いのでは。先生のほかに眼鏡っ子2人の濡れ場もありますが、眼鏡属性がない私には蛇足でした。

終盤に一波乱あるんですが、ラストは気持ちの良いハッピーエンド。ストーリー的にも普通に良くできた成年コミックだと思います。

・ニコニコ動画

ちょっ!声も可愛すぎる!

まってたよー!

・雑記
高津カリノ先生のサンデー初読みきり「なつめネット!」が普通に面白かった。
強いていうならつぐみちゃんはたぶん女性なんだろうけど、男の子なら良かったと思う。

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福音の少年 放課後のアポストロス

【5/10】

・なんというか、
あらすじを書く気力がなくなるぐらい面白くなかった。今までは神話や宗教ネタを混ぜたストーリー展開が魅力に思えてたんですが、今回はむしろマイナスに感じてしまいました。ほとんどが設定語りで、話が全然進まないし、主人公の恵は前回に続いて出番がほとんどなく、というかどこかスクイズの誠のような天然たらしに成りつつあるし、話の主役は前回アナをストーキングしたキャラなんですが、いきなりこれで恵に勝てるとか言い出したときにはなぜにそんな思考に?と戸惑ってしまった。いや、前から恵を嫌ってたのは描写されてたんですが、思考がスキップしすぎのような。その時点辺りからの展開もなんだかなという感じで…

前回が微妙で今回はと期待してしまっていただけにがっかり感が大きい。

もう、オススメのシリーズとはいえなくなってしまったですよ。

・というわけで、
さすがに続刊を買うかは微妙になってきた。

・感想リンク
好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!さん

いつも月夜と本と酒さん

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狼と香辛料 Ⅶ

【8/10】

・あらすじ
初のホロ視点で描かれる短編「狼と琥珀色の憂鬱」を始め、短編、外伝ものの中編を含む3本を収録。

・ベタ惚れやんけ
ホロ視点で語られることにより、初めて明らかになったホロの内面ですが、ここまでロレンスにベタ惚れだったとは。もう、羊飼いのノーラとロレンスのやり取りに嫉妬しまくりで可愛すぎる。しかし、ホロ視点だとロレンスがここまで鈍感男だとはね。羊と狼と羊飼いの例えにもニヤニヤもんでした。

お人好し、お人好し、と軽蔑と嘲笑を含めた言い方をしないとそれはあっという間に別の呼び名に変わってしまいそうで怖かった。

とか、

裏切り者、裏切り者、裏切り者、と胸中では叫んでいる。

とか、

そんな羊が、大好きなのだから。

とか、もう蕩れ転がってしまいましたよ。死ぬ。

・というわけで、
満足満足。ホロの心理描写が素晴らしかったの一言です。

・感想リンク
booklines.netさん

Alles ist im Wandelさん

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やっぱ女は恐ええぇ

もちろんフォーク的な意味で。地方妖怪クマーは虐げられた人間に優しい妖怪。
小山力也ボイスでみくるビームはやばいだろ。デスノート、楓のカッター落し、ギャグ漫画の終末とネタ塗れで楽しめた。うん、何気にきみあるは面白い。

面白いといえば、ガンダム00がえらく面白くなってきました。
グラハム最高!あのダサかっこよさは他の追随を許しません。なぜに阿修羅(笑)
ロックオンの兄貴もかるく霞んじゃいますね。新キャラガンダムマイスター三兄弟が分かりやすい悪役をやってくれたお陰で、物語が動く動く。釘宮ボイスの新キャラはヤンデレどころかとんでもない○ッチでした。いらついて、民間人のパーティ開場にビーム射撃とかありえない。現場で巻き込まれたルイスが見せた病院でのシーンはやばかった。中の人の涙声の演技が光ってましたよ。さっと腕を隠す仕草が生々しい。ルイスママもまさかの死亡。
最後の刹那の単独行動には初めて視聴者から応援の声があったと思う。これで、主人公としての面目躍如か?でも、刹那弱いからなぁ…返り討ちが目に見える。

・WEBコミ
ろくでなしの詩さんWEB拍手漫画で冠台巡神カインアーツ
腹ん中がパンパンだぜ(ガソリン的な意味で

・イラスト
Cherry Berry Strawberry さん 雛苺

桃幻食研さん大雪ではしゃぐこなた達

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修道女エミリー

【7/10】

・あらすじ
幼い頃、グレンの尊敬する護衛騎士が語った鉄球姫エミリーに憧れたグレンは、修道院の院長に就任したエミリーの下へ護衛騎士として赴くが、目の当たりにしたエミリーは下品で粗野な姫の品性のカケラも無い女性だった。おまけに護衛騎士として認められないといわれてしまい…

・主人公交代?
新たに登場した護衛騎士グレン。今回は彼がほぼ主人公的な位置にいたため、客観視点で語られるエミリーが魅力的でしたね。前回同様、厳しい内容でしたが、人死にの観点からはまだまだ明るい内容だったかな。

グレンはエミリーを暗殺しようとした黒幕の息子っていうのも今後どう話が展開していくか見ものですね。最後の展開とグレンのキャラクターからすると、今後厳しい展開を迎えようとも、1巻のような凄惨なことにはならない気がしますが、そうなるとこのラノベの面白みが減ってしまうようなと思うのはどうなんだ。

・というわけで、
戦闘シーンを斜め読みしてしまいがちですが、楽しめたかな。

・感想リンク
積読を重ねる日々さん

好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!さん

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鉄球姫エミリー

【7/10】

・あらすじ
王女でありながら、輝鉄という身体能力が向上される鉱石が埋め込まれた大甲冑を身に纏い、鉄球を振り回す少女エミリー。王弟との王位継承争いを避けるため、辺境の地で隠遁していた彼女であったが、亡霊騎士と呼ばれる刺客が突如、襲ってきた。
果たして、エミリーと彼女を守る護衛騎士と装甲侍女達の運命は?

・残酷無比
これほどまで情け容赦ないラノベを読んだのは久しぶり。もう、ガンガン死にます。拷問もあるし、ひどいもんだ。序盤は下品で傲慢、わがままで身勝手なエミリーと振り回される臣下との微笑ましいやり取りからここまで凄惨な展開になるとは驚きですよ。

王となるべく必死に自己研鑽を積み上げてきたのに、あっさり弟に王位をとられた境遇から、エミリーは部下などしったことか、戦争になろうが自分には関係ないなど荒れていましたが、その後、それが自分の傲慢さにより招いてしまう現実に直面して打ちのめされるあたりは本当に容赦がなかった。本音の部分では人の良い性格してるだけに痛々しいことこの上ない。

また、刺客側の描写もかなりの部分を使って好きでやってるわけじゃないことが明かされる辺りが作者の根性の悪さを物語ってます。

・というわけで、
こういう展開はあんまり読んだこと無いので結構新鮮でした。

・感想リンク
積読を重ねる日々さん

好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!さん

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ナツノクモ 8

                貴方は、誰、なんですか?

打ち切りか、打ち切りですね。数ヶ月前に連載終了の一報を聞いた時から、そうだとは思ってましたけどこの終わり方は打ち切り以外の何者でもねぇ。結構好きなシリーズだっただけに残念。人気がなくて打ち切りとはちょっと思えないので、皇国のような事情がなんかあったのだろうか。

動物園での悲劇を起した中心人物ゴローと、人を助けようとすることで自己の存在意義を見出そうとするクロエ。この二人の何か言い難い気持ち悪さがうまく描写されてましたね。一方でトルクの現実の娘、くるみが登場。家庭崩壊に苦しむ彼女の苦悩を見た後で「貴方は誰なんですか?」の台詞の意味を考えれば、彼女自身はもとから記憶喪失の嘘を付いてるつもりではなくて、本当に心からの問いだったんじゃないかな。

家族ゴッコを辞めたあなたは一体じゃあ誰?ってことだと思いますね。そんな娘の言葉に黙ってしまうトルクは良い意味でも悪い意味でも真面目な人物かと。ただ、今回は過去の描写が語られてだけで現在の問題が解決してるわけでもなく、むしろこれからトルクが娘とどう向かい合っていくのか、娘の問いに彼がどう答えるのかが展開されてなきいけないのに、終わってしまった。実に切ない。

ラストで明かされたクロエの秘密についても、これからを考えるとガウルとの間で揉めるのは当然ですし、爆弾だけ投げて放置プレイです。一応婆さんのフォローがありましたがね・・・

というわけで、色々なものを置き去りにしつつ終ってしまい残念無念。
それでも、既にアフタヌーンで始まったツンデレ漫画が面白かったので、そちらに期待しましょうかね。

・イラストー
影の宴さん裸Yでムツミ

妖精さんの隠れ家さんハルヒとか

めばえあにめさんチョコを食べるアスカ

dismalessさんメイドさん

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雑記

最近めっきりアニメ感想が減ってましたが、今一番好きなのは、true tearsですね。
あのこんがらがる恋愛模様が好き。やはり恋愛ドラマは誤解とすれ違いが肝なんだぜ。

PERSONAは若干視聴者置いてけぼりなストーリー展開がアレだけど今の所は視聴継続中。ガンダムはうん、なんだか面白い。グラハム、コーラ、中佐好き。

バンブーも変わらない面白さで安定した作品ですな。そろそろコミックス分が危うくなってきたようで、次回からはオリジナルだとか。バンブーはタマ父やダンクンと変化球的野郎キャラが魅力ありすぎて困る。

ネトラジは相変わらず、力也さん、鈴村さんの獣神RAVEが最高。
力也さんほど癒される中年はいない。

新規では、ひだまりラジオ×365かな。
ゲストのチョーさんが素敵。この人イカファイヤーの中の人でしたか。
あと、MEZOの床屋さんですな。
1ヶ月放送というのが、もったいない。
http://lantis-net.com/hidamari/index.html

話変わって、今月のジャンプSQでは空知さんの読みきりラブコメが面白かった。
とりあえず大西さんはまだまだ愛されてるなw 黒髪ロングな美少女は大好きだ。

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くらしのいずみ

               ばーか 今頃気づいたの?

夫婦だけが主役のオムニバス短編集。どれも夫婦ものなのに、お前ら付き合い始めたバカップルかよというほどの初々しさで満ち溢れてました。

以下、気に入った話をいくつか紹介。

・高橋家&矢野家
若くして妻を亡くした夫と、彼の約二十年後の再婚を描く物語。
も~後半の過去話は実にベタなんですけど涙腺が・・・若い頃の先生の方が頼りがいがあるようにみえるのが切ないというかうまいというか。

・島岡家
形だけの結婚で別居状態な夫婦の物語。設定だけ見ると冷え冷えしてますがとってもハートフルな内容です。不器用だけど深い夫の愛情に萌えます。
そんな変わった形の夫婦愛。

・冬木家
自分の誕生日にも疎い妻がある日、実家に帰ってしまった話。
メッセージの隠し場所にニヤリ。落ち度に気がつかない夫の反省過程にもニヤニヤ。

というわけで、面白かった。オススメ。

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イマジン秘蹟 2

              あれが恋だというのならば
         俺の初恋はまさしく、人でなしの恋…だった

【8/10】

・あらすじ
学園の“魔女”を祓う変人美少女集団<イマジン>に強制入部させられた俺は、相変わらず先輩達に酷使される毎日を送っていた。そんなある日、クラスメイトから渡された果たし状に従って図書室に行くと車椅子の儚げな美少女がいて俺と友達になりたいという。半径3メートルの世界にひょっとしたら入れてしまうかもしれない魅力を彼女はなぜかもっていて…

・正直設定が忘却の彼方に
魔女がどういったものか、世界は何気に浸水しつつあるとか、3ヶ月前ぐらいに読んだはずなのに、もうまるで覚えてなかったんですが、<イマジン>部長の大道寺先輩が自分のストライクキャラなんで普通に楽しめました。

大道寺先輩は黒髪長髪でヤンデレ、ツンデレのハイブリッドキャラなんだぜ?イラストが狼と香辛料の支倉氏というのもグッドです。

前回弱みを曝け出してしまった先輩が、今回からどうなるかと思ったら、なかったことにする態度で落し所を見つけたようでした。それでも、穿いてるか穿いてないかで勝負したり、随所に主人公に対する誘い受けな姿勢が目立ってニヤニヤ。

最後のあのパニくりようがまたツボなんだよなぁ。

・車椅子の少女
大道寺先輩がいるのに、急速に気になり始めた主人公には少々違和感を感じましたが、彼女との物語もおおむね楽しめました。途中わけがわからん展開もありましたが終ってみれば納得。ただ、もう少し親切設計にして欲しい。

・というわけで、
面白かったんですが、登場するヒロインが皆電波で、主人公が中二病というか、作者自身小二病を自称してるんで駄目な人は駄目な作品かも。

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阪急電車

          ちょっと人生の機微を味わってきました

【8.5/10】

・あらすじ
阪急電車、今津線。宝塚駅から西宮北口駅までを含めて8駅。たった往復16駅の間にも人と人との出会いや別れがあり、時には電車の中で出会った赤の他人が自分の人生にちょっとばかし影響を与えることもある。
これはそんな物語を集めた連作短編集。

・酸いも甘いもありますよん
図書館で気になっていた女性から電車の中で突然声をかけられて始まる初々しい恋の話もあれば、婚約中に男を寝取られて結婚式に討ち入りを果たした女性の話もある。夫に先立たれた老婆の話もあれば、社会人と付き合っている女子高生の話もある、なんて悲喜こもごも、老いも若きも物語の主役として構成されており、電車という舞台に相応しい内容になっていました。

どれも短い話で終るんですが、次の話に変わっても前の登場人物がちらちら登場してくるのが面白い。本巻は行きと帰りの駅の数と同じ16話構成で、折り返しになるとそれぞれの登場人物たちの物語もきっちり折り返してくれるところがうまいですね。

ところで、電車の中で見知らぬ人同士が会話を始めるなんて、現実的に違和感を感じるかもですが、一方的に相手を知っていたりとか割かし説得的というか納得できる状況を作っているのでそんなに不自然さは感じませんでした。

登場人物では討ち入りを果たした女性とおばあさんが好きかな。特におばあさんはかっこよすぎる。まさに人生の先達者でした。短いながらもおばあさんが思い返した夫とのエピソードとかも和んだし。堂上と郁みたいな甘々カップルの話もよかったですけどね。

・というわけで、
面白かった。電車の中での出会いや別れが人の価値観や生き方をプラスに変えたり、恋が始まったり等、前向きな話ばかりな挙句、最終的にはみんなハッピーエンドなんで気持ちが良かったです。
電車通勤通学に飽き飽きした方には特にオススメ。

・感想リンク
booklines.netさん

・アフィリ結果報告
結果からいうと、購入数は1でGIANT KILLINGの1巻。
クリック数は全部で34.内、キャノン先生が12クリックの1位。だめよめにっきが6クリックで2位。マイティ・ハートが5クリックの3位でした。
とりあえず買ってくれた方ありがとうございます。外れてないと良いですが…
しかし、クリック数上位を見るとうちの閲覧者様の傾向がわかるようなw
キャノン先生を期に、月に1,2冊は成年コミックの紹介でもしようかな。

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バカとテストと召喚獣 3.5

         …永遠の友情と劣情をその水着に誓う

【8.5/10】

・あらすじ
明久と葉月の出会いを描いた「予習編」を含む、短編5本。
今回もバカなことやってます。

・バカとテストと召喚獣~予習編~
明久と葉月の出会いを描く短編第一話。時系列的には1巻よりも前で、明久が一年の頃の話。幼女フラグをばっちり立てた挙句、観察処分者になった経緯が語られています。鉄人の明久弄りは最高に面白いぃ!「今回だけは特別だぞ?」には大いに笑わせてもらいました。とことん雄二にいいように生贄にされる明久は可愛すぎるなぁ。巻頭カラー漫画の寝顔とかも普通に可愛いし。

・僕と暴徒とラブレター
明久がラブレターをもらい、クラスメイトにグロテスクに殺されかける話。
時系列的には1巻と2巻の間の話。殺す気満々なクラスメイトの言動と結束力に明久がいかに人気者かが伝わってきます。こいつらの結束力は異常w
それとパンネタにはまたまた爆笑した。

・俺と翔子と如月ハイランド
雄二と翔子が如月ハイランドでデートする話。時系列的には2巻と3巻の間。
雄二がひたすら翔子の思いを避けているのはなにか過去にあったということが判明したんですが、正直それこそ本人には余計なお世話ですね。
時折明かされる雄二の母親だめっぷりに萌えた。そのうちイラストつきでお顔を拝みたいところ。雄二・翔子と明久・姫路のバカップル(決していちゃつくという意味ではない)さに大満足な回でした。

・僕とプールと水着の楽園
今回のド本命。時系列的には2巻と3巻の間の話。秀吉の水着姿については多くを語るまい。是非ともじかに読んで確認して頂きたい。最後の展開にはしてやられた。秀吉は性格がノーマルだからホント危うい。見てるこっちがヤヴァイくなる。

・僕とバイトと危険な週末
電話越しに明久の母が登場。バカの扱い方を心得たドS母でした。
これも2巻と3巻の間の話。ウェイトレス秀吉も可愛かったが、明久の駄目店員っぷりが可愛かったのはどうしたもんだろう。というか、こいつ天然年上殺しなんじゃないのか。一部のお姉さん方にすごいもてそうだ…
そして最後の最後に新キャラ予告という残酷な仕打ち。そろそろ最終兵器の義理の姉か妹でもでてくるのか!でもこのラノベだと男という可能性が棄てきれないから困る。

・というわけで、
面白いというほかない。雄二と明久の殺し愛的な友情も、女性陣の嫉妬に体を苛め抜かれる雄二と明久という毎回毎回のお約束がホント楽しい。明久はそのうちどっかのハリウッド刑事みたいに肩とか自由にはずせるようになるんじゃないかと思うんだ。

・感想リンク
今日もだらだら、読書日記。さん

・イラスト!
Cherry Berry Strawberryさんうたわれるものよりユズハ

くるぐる。さんうたわれるものよりハクオロ&アルルゥ

Gu+さんうたわれるものよりカルラ

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