傷物語
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードのことを、
そろそろ語らなくてはならない頃だと思う
【9/10】
・あらすじ
高校2年と3年の間の春休みは僕にとって、地獄だった。
一生使っても恩を返しきれない命の恩人羽川翼、怪しいおっさん忍野メメ、そしてあの美しい吸血鬼との出会い。わずか二週間の間に、忘れようもない出会いをいくつも経験した僕だけれども、結論からいうとこれはどうしようもないほどにバッドエンドだった。
・人チックさんは後で職員室な?
「化物語」の主人公、阿良々木暦が吸血鬼もどきの後遺症を残すことになった事件を描いた本作は、化物語で魅せたボケとツッコミをやや抑え気味にして、シリアスとバトルが増した内容でした。
この物語には、スポーツ少女も、ホッチキス少女も、毒舌小学生も一切登場せず、化物語ヒロインズの中では個人的には控的ポジションに位置づけていた委員長がメインヒロインだったわけですが…すいませんでした。羽川さん、可愛すぎです。
もう、委員長…なんていやらしいんだ。作中パンツ、おっぱい、ブラジャーのインパクトが強すぎて話の本筋がかすみそうでしたよ。というか、作者はパンツの描写に行数をかけすぎだ。あんた一体どんだけ語るきですか。
それにしても、アレだけフラグを乱立させといて、戦場ヶ原と付き合ったラギ子ちゃんはボーイズラブなお仕置きでもしてやらなきゃ気がすまない。なんたる鈍感。なんたるチキン。羽川とのやり取りは人蓄さんがボケで羽川がツッコミと役割がいつもと違っていたような。いや、人畜さんのボケもなかなか冴えてますね。
化物語の語りで春休みは地獄だっただの、忍に対しては完璧に加害者だったという暦の台詞、さらに羽川は命の恩人といわれてた真相が今回明らかに。正直、地獄はいいすぎじゃね?と思っていたけどいや確かに地獄でした。羽川もどうしようもないくらい命の恩人でしたし。
・名前長っ!
忍になる前の吸血鬼キスショットは傲慢な性格だけどちょっと抜けているという性格設定でした。正直委員長のせいで印象が薄くなってしまったのは否めない。それと敵役の名前がなんだかすごいネーミングセンスだった。
最後の展開は実に上手かったですね。忍野の強烈な皮肉が物語の締めくくりとしてもバッドエンドらしくて良かった。というか、このおっさんはチートすぎるだろ。
・というわけで、
パンドラという1890円もする雑誌を買った甲斐はありました。
化物語好きなら即買いをオススメ致します。
でも、他に載ってる小説はいまいち読む気がしない…
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