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もやしもん 6

                     ノーン
             きたねぇ!日本人きたねぇよぅ!

40cmオリゼーぬいぐるみという思い切った限定版をかもしてくれたもやしもん第六巻。いや、自分はさすがに買いませんでした。

今回は丸々、フランス編。長谷川さんの婚約問題の解決とフランス名門の葡萄畑一家にスポットをあてた内容で、直保はちょい活躍したけどもやはり陰が薄めであったことは否めない。というか、ヒゲがちゃくちゃくと長谷川さんとの外堀を埋めてることが面白くてしょうがない。いきなり手を繋がれて動揺する長谷川さんが可愛いんだ、これが。

で、フランスで登場した蛍そっくりさんの白ゴス娘、マリー。
畑を愛し、ワインを愛し、ワインの知識も豊富ながら語学も堪能とかなり優秀な娘なんですが、日本人旅行者3人をぬるめに轢いてしまったのが彼女の不幸の始まり。

知ったかぶり金持ち日本人の横暴に、腹を立てて部屋で物々文句を言いつつ、泣いてるマリーが今巻で一番可愛かったシーンでしたね。

ストーリー的には、跡継ぎ問題の点でのマリーと直保の対比、家族問題での点でのマリーと長谷川さんの対比があったんですが、やはり前者の影が薄かった。
もうちょっと引っ掻き回そうぜ次男坊。

しかし、日本に帰って最初に教授がでた時の懐かしさといったら…
最近、生徒に泣かされ気味な教授に萌えてしまいます。

ところで、嫌われ役の龍太ですが、彼の本音が吐き出されたことで、単なる嫌な奴ではないと思えたのが良かった。
嫌われ役だけで消費されるキャラっていまさらながらに不憫だなと最近やたら思うようになってたんで。

というわけで、面白い漫画です。雑学的な知的欲求を同時に満たしてくれる漫画は大好きだー

…それにしても帰国後の蛍のリアクションには今後の展開に色々と期待をせざるを得ない。

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