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イビリブ 1

成年コミック作家、D.P先生の一般向初単行本。といっても、掲載誌がヤングチャンピオン烈ということで、一般漫画でも内容はセックス描写ありありでエロイ。

余命三ヶ月を宣告された高校生志貴は病気で死ぬ前に自分で命を絶とうと川に飛び込むものの、目を覚ますと病院のベッドの上。目の前には、ベル~(以下略以下ベル子)と名乗る悪魔が現れ、魂と引き換えに病気を治してくれるという。志貴は条件を受け入れ死後魂を渡すことを約束するが…という感じで始まるわけですが、そこは悪魔、学校に復帰した志貴に付き纏いセックスしようとするんですが、志貴が拒絶するや否や、化物全開の禍々しい姿に変貌して無理やり致してしまいます。

表紙では可愛さアピールしまくってる悪魔が一転、シリアスで凶暴なキャラに変わるというのでも意外だったんですが、その後さらに物語りは一転して、志貴がベル子の魔力の源である尻尾を切断することで、ベル子は三頭身ギャグキャラに。すっかり立場が逆転して犬小屋で暮らすベル子と始めの雰囲気との落差が凄まじい展開をみせ、それがなかなか面白い。

というわけで、面白かったです。成年コミックで作者の「ポコといっしょ」が好きならば、読んでみても損はないでしょう。

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