« ドルアーガの塔 最終話 | トップページ | まだまだクーラーは我慢 »

Come Together

成年コミック感想文第8回は、ZERRY藤尾先生の「Come Together」。
最高に馬鹿で笑える忍者シリーズ収録の単行本で激しくオススメ。

内容は、短編7話に、4話構成の中篇1本。全話、和姦で明るい内容ばかり。

で、この単行本はとにもかくにも中篇の忍者シリーズです。
どういうのかというと、現代の奥手なカップルの大事な初夜を、忍者達が影からそっとお手伝いするというどこまでも馬鹿な漫画で、これがもう最高に笑えます。

忍者松本は、売れっ子少女漫画家の顔を持つ一方、夜は忍者の顔をもっていて、〆切間際であろうとも、恋人達のサポートを優先。この松本のサポート描写が無駄に熟練した手際とこだわりがあってもう、アホとしかいいようがありません。例えばいざ初H間際のシーンでは、「これはただのローションではない 粘膜から吸収され局所麻酔の働きをする しかし必要以上に感覚を鈍らせないため 効果は弱く 時間も短い 破瓜の痛みは大事な通過儀礼である それを消してはならない」なんて語りが延々と続くわけですよ。
因みに忍者は、カップルに催眠術をかけてるので二人に忍者の姿は認識できないという設定。

忍者だけでなく、きっちり漫画家と編集者の熱い関係も同時に魅せてくれたりしているのも、そつなく面白い。

しかし、何が一番面白いって、三話目の現役引退となる最後の任務に就く忍者の話ですよ。数々のカップルの手伝いをし続けて27,8年。表の顔は会社専務で良い妻と娘に恵まれたサラリーマン忍者は、体力の限界を感じ、これが最後と任務に臨むのですが、そこで彼が見たものは・・・

予想がついた方は、彼の苦悩とプロ意識に笑ってやってください。

というわけで、一見の価値ありの忍者シリーズ。激しくオススメいたします。
実用度については・・・いわずもがなで。

なお、短編では、ファンタジー世界の「敵はツンデレ」が好きですかね。
話として上手く纏まっていてなおかつ綺麗なオチがよかった。

|

« ドルアーガの塔 最終話 | トップページ | まだまだクーラーは我慢 »

成年コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/101314/21657307

この記事へのトラックバック一覧です: Come Together:

« ドルアーガの塔 最終話 | トップページ | まだまだクーラーは我慢 »