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ある日、爆弾がおちてきて

【8/10】

時間をテーマに、普通の男の子と変な女の子とのボーイミーツガールを収録した短編集で、なかなかの面白さでした。

ライトノベル版「世にも奇妙な物語」といった感じで、ラストの後を想像してニヤニヤしてしまうものもあれば、退廃的で終末感バリバリなものもありと、バリエーションに富んでます。というか、「三時間目のまどか」は完全にネタ被ってます。小説家と病気の女の子の日記のやり取りの話のようなやつと。

表題作でもあり、一話目の「ある日、爆弾がおちてきて」があんまり面白くなかったんですが、2話目の「おおきくなあれ」からその奇抜な設定と話の面白さを感じられ始め、最終話の「むかし、ばくだんがおちてきて」が止めとなりました。

ものすごい爽やかな終り方なんですが、別の人間からの視点で考えると凄い残酷だよなぁ、と思ったり。

個人的には、体をもたず、クラスメイトの体を移転し続け意識のみの存在である生徒が登場する「出席番号0番」、予想通りのオチだけど、その後を想像するとニヤニヤが止まらない「三時間目のまどか」、2,3日で治るけど記憶が退行していくゴードン症候群に幼馴染の女の子がかかった「おおきくなあれ」、生前その人にとって特別な日を繰り返す死者が世界中に溢れた世界を描く「恋する死者の夜」、そして「むかし、ばくだんがおちてきて」が好きかな・・・って、まぁほとんどですね。

というわけで、奇抜な設定だけでも十分一読する価値はあり。

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