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少女マテリアル

成年コミック感想文第10回は、鳴子ハナハル先生の「少女マテリアル」。

全11話のうち、カラー付きのものが1本、前後編ものが1本という構成。それとおまけカラー漫画が1本。ほのぼのラブコメものから、シリアス陵辱ものまでジャンルとしてはザックバランな内容になっています。んで、絵がまず尋常じゃないほど上手い。百合な女の子がカモフラージュのため男と付き合って、好きな女の子のカップルと4Pする話「2/4」における百合少女ちあきが相手の男孝史に押し倒された時の二人の表情がなんともいえない。うまい、上手すぎる。どうにも冬目景を思わせましたよ。

個人的に好きなお話は、事故以後の記憶を1日しか保てなくなった女子高生の「明日の私にヨロシク」ですね。処女を失ってしまっているのに、相手が誰かわからない。思い人の幼馴染に尋ねてみてもとぼけられて、微妙にがっかりというか悲しげな表情をみせる女の子が大変可愛らしい。基本明るく振舞っているヒロインの可愛さは異常です。この話はストーリーにHするという行為がしっかりと意味づけられているのもミソ。

単行本全体的にH描写が薄い印象のある本作ですが、しっかり実用性も兼ね備えた挙句、ラブコメも楽しめるという大変秀逸な作品であります。

次に好きなのが、カップルが乗ると別れるという都市伝説つきの観覧車にカップルが乗る話、「踊る大観覧車」ですね。都市伝説が執事とツインテールの少女に擬人化されており、男が乗った瞬間茶の間に空間が移ったりと世にも奇妙な的な不思議展開が魅力的。H描写が薄く、実用性は皆無に近いのが残念ではありますが。

やや残念だったのが、村を舞台にした陵辱もの「蔵」。なんというか、2話分使った割にはいまいち物足りなく、せめてH描写が濃かったら良かったんですが、それもちょい微妙だったのが無念。

というわけで、画力が成年コミックとしてはピカ一で、それだけでも一見の価値有り。

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