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ラブでれ

成年コミック感想文第12回は、尾野けぬじ先生の「ラブでれ」です。

内容は、4話構成の中編1本、前後ものが1本、短編5本。全て和姦。

さて、この単行本のなにが一番好きかというと、中編の「それでも僕らは…」で、
遠い日本の未来、人類が種としての衰えを見せ始め、なかなか子孫が生まれなくなった時代を背景に、学校で成人した生徒は子作りという「実習」を行い、妊娠するとそのまま夫婦になる(あくまで任意)という慣行が常識となっている世界で、主人公が三人の同級生とHするお話なのですが、

これがハーレム×ハッピーエンドものとして非常に秀逸なのですよ。
過分にハーレムものは、その瞬間が幸せなものとして描かれていても、将来的にはどうすんだべ?と疑問の残るのが常ですが、この世界では同時期に複数の女の子を妊娠させてしまえば一夫多妻制が制度として保障されている上に、国からの支援がある等、将来的に安定が約束されています。

そういう設定を下に描かれた最後の四話目は、非常に幸せな雰囲気と情緒的な余韻に溢れるなんだかいい感じのラストとして反映されていて実にGJ。

ただこの体制自体、自明のことですが、マイナス面も当然あるわけで、そのマイナス面を3人のヒロインにそれぞれ役割をもたせて表現しているのもうまい。根アカでクラスの人気者な美少女は、主人公以外の男と妊娠することに不安を抱いてますし、委員長はその堅い性格から、「実習」の相手の男の子から拒絶されてショックを受けてしまいますし、最後の一人は、昔の価値観に従って好きでもない男とは「実習」をしたくないとボイコットするという按配に。

そんな3ヒロインから妊娠を望まれる主人公が実に羨ましいのほ、もちろんですが、そういう背景事情効果のせいか、絵柄はいまいちながらも大変エロく感じるからあら不思議。

というわけで、個人的にこのお話は大ヒットでした。

短編では、毎朝通勤電車で出会う女性と、たまたま最終電車で乗り合わせ、なんだか酔っ払って落ち込んでる彼女とHする「最終電車で会いましょう」がお気に入り。
まともに会話も交わしたことのない相手と即Hと軽薄この上ないはずなのに、翌朝素面の彼女とまた電車で鉢合わせたときの互いのマヌケな一言が微笑ましさをかもしだしているのが好きですねw

他にも、異性として意識してなかったはずの友達同士の男女が恋人になる話やら、宇宙人の王女と侍女とHする話とかもなかなか。

というわけでオススメ。もっと認知されて欲しいエロマンガです。

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