俺の…なまえ・・は 「ドロヘドロ」 12巻
今回の表紙は、リトル二階堂と川尻コンビ。
前回衝撃の結末から、物語りもいよいよ終わりの兆しを見せ始めてきた予感。
相変わらずわからないことだらけだけれども、物語の吸引力は半端じゃない。
一コマ一コマに意味を見つけようと、やっきになって読ませられるのは本当凄い漫画ですよ。例によって、ネタバレ感想なんで、以下反転。
・魔の68 混乱ショック
煙さん死去で、一気に崩壊する煙ファミリー。下っ端の落胆っぷりが随所に描かれ、ボスが恐れだけでなく尊敬もされていたことが伺えます。藤田は結局、失神して役に立たず。子供能井と若かりし煙さんのカットがなんか微笑ましい。そして心のウブな所がまたまた微笑ましいのであった。
・魔の69 彷徨いチェイス
カスカベと再会するハル。キャラデザ的には、ドロヘドロ女性陣の中でかなり好きだったりする。悪魔になるとみんな陽気になってしまうのだろうか?煙さんの死体を追うべく、ターキーに魔法人形を作ってもらうことに。そーいやターキーは性別どっちなんだろう?自前の煙を使って人形作ってることから案外女性だったりして?けつを見て笑ってしまった恵比寿。ここだけはお前に同意しよう。
・魔の70 ブラックボックス
二階堂が魔法を使わなくなった理由が明らかに。っていうか、なんという魔の悪さ。
川尻が二階堂に恩を感じてる理由も判明。というか、二階堂は八雲の件から、川尻家との接点も改竄してなかったことにしてしまったのか。八雲の件以降、魔法を使ってないならともかく、普通にそんなことするならもう一回過去に戻ってやり直せばと思うのだけれどなにか障害があるんだろうか?
・魔の71 501号室
何気に扉絵がかなり意味深。カイマンの頭の上に天使のわっかがあるのはカイマン人格が死んでしまったことを示しているのか?会川とカイマンとの体格が違うのも気になるところ。別人を暗示してるのか、人格交代で肉体も変化することを示唆してるのか?それとも別に意図はないのか・・・
ボスの所在地へ向かう十字目幹部達。夏木はいつの間にやらこんなに可愛く見えるように?裸をみてノーリアクションの十字目の中、毒蛾だけが照れてるのが笑える。というか、毒蛾はやっぱり男なのか…そーいや大家さんの時も、何気に赤くなってたな。
同じく、十字目と同じ場所についた心と能井。誰かにみられているというさりげない心の台詞が引っかかります。
・魔の72 モッシュ・ピット
十字目幹部と、心&能井激突。もー心のマスクのシーンがかっこよすぎる。
久しぶりに、キレテル二人が見れて嬉しい限り。毒蛾達も十分強いのに、圧倒してしまうのはやはり魔法の差ですかね。心が積極的に魔法を使ってる戦闘シーンは珍しい気がする。独りでに開いたエレベーター。前話の心の誰かに見られているの台詞にかかってるっぽいですね。
・魔の73 エンボス加工
十字目幹部をあっさり倒した心&能井をあっさり倒す十字目ボス。人形の煙が、ボスの頭に手を出していたこと、ボスが煙の魔法を使ったことから、ボスの頭の中に煙の小さい悪魔が埋め込まれている模様。ってか、これじゃ煙さんの復活フラグがかなり難しくなってしまったのでは…で、ボスが名乗った名前は壊(カイ)。アイくんじゃないのかよ。カイマン達が同一人物ならこれで何人格に。心達が感じるボス登場時の違和感は、心がホールの・・・といった後に、雨のシーンが書かれていることから、アイくんの堕ちたホールのドロヘドロに繋がりそうではある。止めをさされる瞬間に消えた二人。こりゃ、エレベーターの描写といい、透明魔法と考えてもいいのかな。新キャラ?
んで、ボスを追いかけてきたカースが襲い掛かってくるも、撞着したカスカベとハルうち、ハルの悪魔の歌で逃げるカース。前に心に取り付いた呪いが悪魔の歌で消滅したことが伏線になってたとは。っていうか、魔のおまけも伏線になるのか。
・魔のおまけ
ギョーザでたっ!(笑)カイマンと二階堂の日々がただただ懐かしい。
しかし、ギョーザのくせに鼠をベッドにするのは不衛生でいただけないと思いますよ?
・悪魔のおまけ
チダルマ様はなんでもありだなw
おちゃめすぎるだろこの悪魔。
というわけで、面白すぎ。もっと広まれドロへドロー
んで、みんなで語ろうぜ。
月刊IKIKIで連載中
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