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「トリコ」は何気に面白い 1&2

美食屋トリコは未知なる食材を求めて世界中を探検する!

っていうワンフレーズで済むシンプルなストーリーですが、
これが少年漫画として非常に良くできてる上に面白い。

現実に存在する動物の生態を基礎に、少年漫画らしい
ケレン味たっぷりに装飾された動植物らが実に良い感じ。

もちろんキャラクターも魅力的。
主人公であるトリコは世界トップクラスの美食屋。

食材のグルメ度は、対象の凶暴さ、発見の難易度に
比例して美味しいことが多いため必然的に肉体的な強さが
求められるんですが、トリコは異常に強いく、動植物に関する
知識も豊富。

食べるため以外には正当防衛等の例外を除いて殺生を
禁じていたりとその戦闘力に見合わない理知的な面もある一方、
美味しいものをひたすら求める貪欲さ、食事中には夢中になり
すぎて人の話しを聞かないなんていう豪快な性格が基本的で
優しさとわんぱくさを併せ持った、見ていて気持ちの良い男です。

それと読者の代弁的に、トリコの異常な能力に驚くための
リアクション要員として登場する料理人小松。

当初は、存在意義が上記だけだった彼もトリコと同じ四天王の
一人であるココの登場で、他人を思いやる優しい面が見れたり、
一流の料理人として成長が期待されているフラグがみれたりと、
のびしろが一番期待されるキャラになっていたりで面白い。

ストーリーの展開も意外と伏線をまめに敷かれている丁寧さ。
美食屋にはそれぞれ個人の理想とするフルコースメニュー
というのが、対外的にはその美食屋のステイタス的な意味合いも
かねてあるのですが、トリコは1巻の初め一つだけ決まっていると
発言していて、それが虹の実かと思いきや、その後のココの発言
で、どうやら主菜だったことが判明なんて細かな伏線から、
ココの登場時あたりのわかりやすいものと等、色々仕掛けがなさ
れていたりするのが本当に巧みに感じられます。

捕獲レベルなんつー数字で表現するわかりやすさもGJ

ストーリー序盤は、食材の入手がバトル重視の方向だったのが、
フグ鯨の登場で単に力だけではどうにもならない場合も、
出てきたりと捕獲方法にバリエーションがでてきたのも良し。

今の所、一つ文句があるとすれば、捕獲した食材をそのまま
食べてる事が多く、料理するっていう面がちょい希薄なところか。

まぁ、その辺は小松君のこれからに期待すればよいでしょう。

というわけで、個人的にはかなり面白い少年漫画だと思います。
オススメ。

少年ジャンプで連載中

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