バクマン。 1巻
デスノートコンビ小畑健×大場つぐみがジャンプに帰って来た!
今回は中学生二人が漫画家を目指す物語。
真城最高(あだ名サイコー)は作画担当、高木秋人(シュージン)
は原作担当で始まる漫画道。
二人が漫画家を目指す動機は、意中の子と結婚したいだの、
金だの名声だけど、根底には漫画愛があるから無問題。
ジャンプ連載漫画がジャンプの編集や打ち切りシステムを
語ったり、実際に存在する作品名を挙げたりと、リアルな業界
ネタとして興味を多いにそそられる一方、
サイコーの叔父が、昔一発当てた漫画家だったものの、過労死してしまっていて彼の動機も、好きだけど思いを告げられない女の子を振り向かせたい一心で、頑張っていたというその生き様のピュアっぷりが現在のサイコーとシンクロしていて遺志を継ぐ的な展開は、特に思い人の運命的な繋がりはできすぎだけれどもロマンがあって非常
に良いですな。
中学生にしては、二人とも異様に高スペックで18は無理でも
成人するまでにアニメ化してしまいそうな気配は感じるが、
このさくさく進みそうな勢いの良さは○
しかし、おまけとして大場つぐみのネームと小畑健の原稿が
載っているのだけど、どう見てもラッキーマンだ!
前々からネットで噂されていたけど本当だったんだなぁー
それと新人の原稿をシュレッダーにかけた編集者は、
どことなく鳥嶋編集長に見えるのだけど…
駄目な編集者を語るサイコーの様は生々しすぎて、
誰かの思いを代弁しているようにしか見えないのが笑えます。
というわけで、オススメ。
| 固定リンク
「漫画感想」カテゴリの記事
- ここ最近のおすすめマンガ(2014.01.25)
- 木造迷宮 1~4巻(2011.02.10)
- ぱら★いぞ(2011.01.31)
- ききみみ図鑑(2011.01.17)
- ウイッチクラフトワークス(2011.01.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント