君と僕のアシアト ~タイムトラベル春日研究所~
過去の自分は変えられない。それでも過去を顧みることでこれからの自分を変えていくことはきっとできる。そんな過去に立ち止まってしまった人々の背中をそっと押すためタイムトラベル春日部研究所は今日も赤字営業中。
実際にタイムトラベルができるわけではなく、詳細なデータの蓄積に基づいた仮想空間内でのタイムトラベルを提供することで、生き別れた家族との約束やら自分を振った幼馴染の真意を知り、前向きに人生を歩き始める人々を描いた物語。まぁ20世紀少年に出てきたバーチャルなアレに近いものかしら。
色々ご都合主義的な面も感じますが、タイムトラベルを経験することで前向きに生きようとする依頼人の心境変化は読んでいて素直に良い気持ちにはなれました。
物語の案内役であるはずの所長風見鶏亜紀に対する重大な設定暴露が1巻でされてしまっていることであっさり次巻で終ってしまいそうな感じが無きにしも非ずに思えた点がやや不安かも。武道の達人なのに運動音痴な所長は可愛かったなぁ。
| 固定リンク
「漫画感想」カテゴリの記事
- ここ最近のおすすめマンガ(2014.01.25)
- 木造迷宮 1~4巻(2011.02.10)
- ぱら★いぞ(2011.01.31)
- ききみみ図鑑(2011.01.17)
- ウイッチクラフトワークス(2011.01.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント