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うさぎドロップ 7巻

前巻からの悶着以降、コウキのりんへの想いも男女のそれからアガペーに移りつつあるようで、りんがダイキチに隠れて戸籍を取り寄せる行動に親身に心配したりキョドったりする様子をみるとホント二人の仲に決着が着いてしまったことが残念でなりません。

それはさりとて、りんの実母再登場。うーん、久しぶりに見たけど相変わらずひっぱたきてぇ・・・まぁ、完全に自分が悪役で全く頭が上がらない相手に正論を突きつけられると逆切れしてしまう心情は解るといえば解るけどなぁ…

20代でもなるときゃなるというアッー!なことになってしまったダイキチの将来への不安とりんへの心配がさり気ないけど重々しい。うーむ、やはりこっちはこっちで二谷さんと終ってしまったのが悔やまれるぜ。今更甘えるダイキチは普通に可愛かったであります。

役所から封筒が届いても中を開けずにまずりんに問い詰めるダイキチの対応とその後のりんへの扱いとか見てみるとダイキチの良い保護者っぷりを改めて自覚させられます。あの話の花びらが流れるシーンの演出意図がちょいわからんかったけどなんなんだろう?

というわけで、相変わらず面白い。超オススメ。普段なら義理の親娘エンドなんて垂涎ものなんだけどこの漫画だきゃー避けて欲しい気持ちが大きい。ちょいとフラグの臭いが強くなってきたので複雑な気持ちになる。

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