« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

僕僕先生 薄妃の恋 【8.0/10】

5年ぶりに再会した美処女仙人僕僕先生と自堕落男王弁は再び旅を再開ってことで、中華ファンタジー第二巻。今回は、例によって僕僕先生から無茶振りされて料理大会にでることになった「王弁、料理勝負に出る」に、雨の止まない街で雷神の問題にまたまた無茶振りをされて王弁が出張る「雷神の子、友を得る」、他4本の短編を含む、短編集。

僕僕先生にいやらしいことを考える度に見抜かれて怒らる王弁が羨ましい。そして竿でぺちぺち叩かれたい。寝床にいつの間にか入り込んできては男の純情を弄ばれたいなぁ…狸寝入り仙人、万歳。

五年の歳月を経て王弁自身にも色々な冒険があったらしく、結構逞しくなってますね。まぁ、僕僕先生の無茶振りをこなしてきた経験が何よりなのかな?いついからなる場合にもお人よしで阿呆な王弁は何気に凄い傑物にも思えます。

意外とシビアな面をもってる僕僕先生とお人好しな王弁のコンビが良い感じ。なんだか悪そうな道士が登場したり仏界なんてものが存在していたりと世界のスケール観はどこまでも広がっていきますな。馬の吉良が今回空気すぎるのがちょい切なかったです。

というわけで、今回も師匠と弟子とのやり取りにニヤニヤさせてもらいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

僕僕先生 【8.5/10】

今は中国の、昔は唐の時代。定年を迎えた県令の子、王弁は自分が真面目に働かなくとも一生を穏やかに過ごせる財産があると悟った時から覚悟を決めたニートと化し、父親の説教をかわしては、穏やかな日々を過ごしておりました。

そんなある日、近くの山に仙人が訪れたと聞いた父親は不老長寿の秘訣を請うべく、しぶしぶ従う息子を使いにやったところ、どうみても少女の姿をとった僕僕先生に気に入られ、旅にでることになったのです。

という感じで始まる日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。遠くの世界を見てみたいという欲求があるものの、基本無欲で怠惰で心優しい王弁が、ボクっ娘ならぬ僕僕先生との旅を経て、先生に恋をしたり、色々逞しく成長する過程が微笑ましい。

見た目は少女だけれども、老人に変化したり、五色の雲に乗っていたりで仙道を極めちゃってる上に、ホントに女性かどうかも不明な僕僕先生。僕僕先生に惚れては見たものの、軽く何千年単位で生きてるっぽい上にこちら側の心まで読まれてしまう王弁は相手の真意もわからず翻弄されたり懊悩してしまいます。

真意の見えずらい僕僕先生にもたまには驚いたり怒ったり、またまた王弁にたいしてデレてみたり、一緒に温泉に入ろうとしたりで、大変魅力的。そんな二人のやり取りはニヤニヤするしかないんだな、これが。まぁ、狼と香辛料のホロとロレンスの関係が好きならこっちも充分楽しめるかと思います。

旅の道程も、変な仙人や世界を創造した神々に出あったり、人界ではない別の世界にまで行ってしまったりとスケールがデカイ。最後は、綺麗な締め方だったけども、続きが普通に出ているようで驚き喜んだ。

というわけで、オススメ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おにいちゃんが、すき。

足音がトテトテなんて可愛らしい擬音を立てるラブキュー(ラブリー&キュートな!)ガールとのアマアマだけどもHはゴイスーな短編集。犬星先生六冊目となる「おにいちゃんが、すき。」を今回はご紹介。成年コミック感想文は第23回目。

収録話は前後もの1本の他、短編8本。オール和姦。上半身にすっぽり全身が収まるちびっこちゃんたちはどんなハードプレイを要求されてもばっちり受け入れてくれる器のデカサ。だってみんなおにいちゃんが大好きだからね!

小悪魔系だったり、やんちゃだったり、無口系だったり、頑張り屋さんだったり、無垢だったりでみんなキャラがしっかり立ってるのが実に巧みでした。とにかく喜怒哀楽の一挙手一投足が一々可愛らしい。

ツンツンな態度で足コキされて襲ってみれば、涙目でどうしてもっと早く手を出さなかったのかと怒り出す縞パンいつきちゃんが登場する「いつも、見ていた。」「いつも、いっしょ」、挿入されて涙で怒る→告白されて涙目で喜ぶコンボが素晴らしかった「ユキとコタツ」が個人的にはツボりました。

というわけで、おにいちゃん大好きっ!的なものがお好きなら即買いですな。

・関連 ヘドバンしながらエロ漫画!さん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

路地恋花

京都のとある路地にある、「つくる人」たちが住まう長屋を舞台にした恋話オムニバス。手作り本職人の、銀細工職人の、画家の、キャンドル作家の、あるいは都落ちした作家のものをつくることに対するそれぞれの想いと想い人とをうまく絡めた物語はとっても高クオリティ。

個人的には、喫茶店を経営しつつ再起を図る元作家と、京都が嫌いなビスクドール女子高生が主役の「夏菊」がよいですね。子供だと侮っていた少女がいつのまにやら自分を文学の高みから日常へ堕落させる女に変わっていて・・・駄目よ駄目よと思いつつも堕ちるヒゲ作家さんが面白微笑ましい。まぁ、遠い理想より近くのJKですなー

生活はキツキツだけど好きなことをやれて充実感に溢れるつくる人たちはやはり魅力的ですよね。自分には創造力ってのが欠けているので余計にこういう人たちには憧れを感じます。

というわけで、オススメ。good!アフタヌーンは良作揃いだったのだなぁ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うさぎドロップ 7巻

前巻からの悶着以降、コウキのりんへの想いも男女のそれからアガペーに移りつつあるようで、りんがダイキチに隠れて戸籍を取り寄せる行動に親身に心配したりキョドったりする様子をみるとホント二人の仲に決着が着いてしまったことが残念でなりません。

それはさりとて、りんの実母再登場。うーん、久しぶりに見たけど相変わらずひっぱたきてぇ・・・まぁ、完全に自分が悪役で全く頭が上がらない相手に正論を突きつけられると逆切れしてしまう心情は解るといえば解るけどなぁ…

20代でもなるときゃなるというアッー!なことになってしまったダイキチの将来への不安とりんへの心配がさり気ないけど重々しい。うーむ、やはりこっちはこっちで二谷さんと終ってしまったのが悔やまれるぜ。今更甘えるダイキチは普通に可愛かったであります。

役所から封筒が届いても中を開けずにまずりんに問い詰めるダイキチの対応とその後のりんへの扱いとか見てみるとダイキチの良い保護者っぷりを改めて自覚させられます。あの話の花びらが流れるシーンの演出意図がちょいわからんかったけどなんなんだろう?

というわけで、相変わらず面白い。超オススメ。普段なら義理の親娘エンドなんて垂涎ものなんだけどこの漫画だきゃー避けて欲しい気持ちが大きい。ちょいとフラグの臭いが強くなってきたので複雑な気持ちになる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏の前日

他人からの親切を素直に受け取れず、そういう態度をとっては自分の駄目さに落ち込み、人恋しと思えども実際問題恋人にあれこれ悩むのは面倒臭い・・・と、そんなハリネズミ君で、自意識過剰な美大生青木くんと画廊で働く年上和服美人との恋物語。

青木の作品制作に対する真摯な姿勢やら目つきやらに惚れてしまった藍沢さん。警戒心が強くぶっきらぼうで人付き合いが下手な青木くんの外堀をめげずに埋めていく藍沢さんの年上っぷりが妖艶だったり可愛らしかったりでぱねぇです。特に青木が素直な心の内を曝け出たびに赤面したりぽ~とする藍沢さんがホントかわいいのですよ。

和服美人がいたり、背景キャラともに繊細に描かれているせいか昭和の臭いがしますが、ばっちり現代。濡場なんかもしっかり描かれていて非常にエロイ。そんなおっかなびっくりな二人の恋模様が流れつつも、度々青木の視界に移る笑顔と花をいつも携えた年下?美大生の女性がどう絡んでくるかも気になります。

というわけで、結構オススメ。good!アフタヌーンで連載中。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

純潔のマリア

戦争嫌いな魔女マリアは争いを鎮めるため司令官に使い魔のサキュバスを送り込んでは篭絡する淫らな魔女…なんだけど実は本人、処女でウブな魔女でした!そんな感じで、「もやしもん」の石川雅之が描く最新作は、百年戦争を引っ掻き回し英仏にケンカを売りまくる魔女マリアの物語。

基本的なノリは「もやしもん」テイスト。が、やっぱりそこは中世。魔女狩りも当然あって保身や出世のために他人を売る醜い面がでてくるんだけど、そこは神の如く力を行使しまくるマリアの活躍で流血沙汰には到らないから陰惨な展開にはならなかったり。

万能な力を持ちながらもイケメン通信兵への好意を読み落としてウサ晴らしにドラゴン召喚して戦争を掻き乱したり、使い魔にインキュバスを作ったら男の股間は見たことないので常にインキュバスの股間の前にモヤがかかっていたりとシリアスでシビアな世界のはずなのに脱力させてくれます。

そんなマリアを世界の秩序を乱すものとして天上よりミカエルがやってきます。天使側の言い分は確かに一理はあるものの、それに反発するマリアの言い分も実にもっとも。そんなこんなで1巻最終話の「純潔の魔女」によりようやくタイトルの真意がわかる演出は心憎い。と考えると1巻は丸々プロローグともいえますな。

というわけで、面白い。2巻以降話がどういった展開を迎えるかさっぱり読めないだけに続きが非常に気になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新婚さんごっこ

好きな男の子の前で慌てふためく女の子は可愛らしい。家に帰ると勝手に家にあがりこんでいるちょっと頭が残念だけど心優しい女の子もいと可愛らしく、恥ずかしがりつつもやってることは大胆なエロっ娘もやはり可愛らしい。そんな可愛らしくも一人一人の個性がたっぷり詰まったエロマンガ…成年コミック感想文第22回は、久川ちん先生の初単行本「新婚さんごっこ」です。

収録作は全9話+おまけ漫画を含む短編集。全て和姦。全部がラブコメといいたいところだけれども、閉鎖空間でなし崩し的にHしちゃう「実験室」といった少々ズレたネタもあります。けどギャグテイストなので無問題。

登場人物は年齢幅はあるけど、みんな学生さんですね。内容的には真っ当なラブコメものが多いながら並行世界ネタを入れたりとフックを利かせた話もあったりで飽きさせません。個人的には、野外露出プレイを友人に強要する変態娘っ子が好きな男の子に見つかったとたん弱弱しくなる「革命の日」に、ですます口調で押しかけタイプの貧乳ショートのボクっ娘、春日部が登場する「友達以下、恋人未満」がスマッシュヒット。意中のそっけない男から別の女性に告白を受けたと告げられてバレバレな嘘をついたり泣いたりあせったりわがままいう春日部がかわいすぐる!

どこかスキを感じさせる女性というのにやはり男はホイホイ釣られてしまうものですな。年上ながらも思考がちょっと幼い巨乳お姉さんが登場する「面倒なんて言わないで!」にはほっこりしましたし、居候男性の寝込みを襲ってちん○んを弄くる双子が登場する「ち○ちんみせろ」は普通にエロかった!

というわけで、ラブコメスキーは買いなさいの一言に尽きます。おまけ漫画での意外な繋がりにはにんまりする。こういうサービスがあるからエロマンガが大好きなんだ!

・関連リンク
ヘドバンしながらエロ漫画!さん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ドロヘドロ 14巻

物語もいよいよ煮詰まってきた感のある第14巻。いよいよ終わりも近そうだ。
とりあえず、以下一行感想。
藤田はみんなにモテモテ。ほんわかするね。
恵比寿はナイスツンデレ。
悪魔側の色々な事情とやらが気になる。
林田さんの悪夢描写は流石やね!
ニカイドウの問題はこれで万事解決!
毒蛾は引き続きモヤモヤ中。
消さんの歯がギザギザだった!
ハルの悪魔デレは萌えるぜ・・・
やはりというか凶悪な魔法だよね福山くん。
キリオンはひょっとしてホールの人間?
ボスの頭の中は小さい悪魔型腫瘍がうようよ。
複数でたあの首は大概十字目なのが気になる。・・・・真ん中のあれは?

んー続きがきになる!それがドロヘドロ!まだ未読の方は是非読もう!

・イラストリンク
舞子海岸迄五分さん サンクリ46新刊表紙

Tribal Soulさん DQⅨ旅芸人

| | コメント (0) | トラックバック (0)

微熱スイッチ

成年コミック感想文第21回は、東鉄神先生の「微熱スイッチ」です。節操はないけど愛はある!そんな感じにエロとコメディが詰まったエロマンガです。

収録作は4話構成+おまけ四コマ漫画付の栗本さんシリーズの他、短編6本。オール和姦で、JKからお姉さんキャラに人妻と多彩な女性が登場しますがみんなおっぱいは大きいよ!(一人尻の大きい娘除く)陰毛描写はわりとしっかりしてるので無毛派はご注意を。

基本的にはラブコメばかりですが、お別れENDな「嘘つきな花」があったりと完全にラブコメ短編集という作りではありません。が、作品全体をラブコメで楽しめるという雰囲気を壊すようなものではないので心配はご無用。以下はお気に入りの作品について。

「栗本さんシリーズ」
見た目はクールビューティーで長髪黒髪の乙女だけど、思考回路と下着が残念な栗本さんが非常に面白可愛らしい。そしてエロイ。先生にHを迫られながらも猫プリントブラに萎えてしまった彼にリベンジしてきた栗本さん。最初はエロブラで見返すつもりだけだったけれどあっさり先生の毒蛾に。シリーズとはいっても他に巨乳外国人や尻がエロイ子やらが登場します。けど、やっぱり一番は栗本さんですよ。高熱をだして自分から看病されに先生の家に押しかける栗本さんの頭の中身はどうなんってんだ?オチの四コマ漫画のアホさ加減といい幸せな結末といいお腹一杯になりました。因みに適当に描かれた感のする猫がやたら可愛いんだがどうしたことだろう?

「俺とお前の第一歩」
マグロだからと棄てられてしまった地味メガネ委員長タイプで幼馴染の女の子に冗談で催眠術をかけたら淫乱娘に~という流れ。ジャージ姿で冴えない見た目の彼女がHを境に眼鏡を外し、髪をほどいて変容していくのが良いですね。男の子が走馬灯の様に、幼馴染との思い出を振り返る描写がより愛しさと興奮を掻き立てるぜ!正気に戻って赤面する彼女と二人の未来にご馳走様。

「恋人スイッチ」
包容力もおっぱいも大きいお姉さんにいい子いい子されたい!一人寂しく過ごす誕生日に友達のお姉さんがやってきて~という状況から、一線を越えた途端、お姉さんではなく恋人としてHな本性をさらけだすお姉さんが良い!駄目駄目なオトコの子のアレな部屋を見てもものともしないお姉さんの器のでかさにホント抱きしめてもらいたいよ。

その他、わがままだけど従姉妹のお兄ちゃん大好きなJKが登場する「いと恋しお兄ちゃん」もエロイは可愛かったはでしたね。作品全体的にバックで挿入してるときのお尻に肩から腰のラインが非常にエロイ。あと重量感かつむちむちなおっぱい描写が大変秀逸でございます。

というわけで、ラブコメ実用性ともに高クオリティなエロマンガです。前作から感じ始めてはいましたが、本当にコメディが上手くなってきたと思います。次回作も非常に楽しみ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »