路地恋花
京都のとある路地にある、「つくる人」たちが住まう長屋を舞台にした恋話オムニバス。手作り本職人の、銀細工職人の、画家の、キャンドル作家の、あるいは都落ちした作家のものをつくることに対するそれぞれの想いと想い人とをうまく絡めた物語はとっても高クオリティ。
個人的には、喫茶店を経営しつつ再起を図る元作家と、京都が嫌いなビスクドール女子高生が主役の「夏菊」がよいですね。子供だと侮っていた少女がいつのまにやら自分を文学の高みから日常へ堕落させる女に変わっていて・・・駄目よ駄目よと思いつつも堕ちるヒゲ作家さんが面白微笑ましい。まぁ、遠い理想より近くのJKですなー
生活はキツキツだけど好きなことをやれて充実感に溢れるつくる人たちはやはり魅力的ですよね。自分には創造力ってのが欠けているので余計にこういう人たちには憧れを感じます。
というわけで、オススメ。good!アフタヌーンは良作揃いだったのだなぁ・・・
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