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ヴォイニッチホテル

南の島の、とある小国にある、寂れたホテルに宿泊に来た訳有の日本人。

従業員はマスクマンの支配人と、褐色の少女&傷跡だらけの無表情なメイドの三人のみ。のどかそうだけど、隣の部屋では殺人があったり、薬が出回っていたり、隣の宿泊客はホモだったり、伝説の魔女三姉妹だったり、とシュールだけどもラブあって、ちょっと切ない物語。

ってなわけで、エロマンガ界のベテラン作家さんが一般誌に待望の登場です。

いやー周囲ではシュールだったりサイコな出来事が頻発しているのですが、核心となる日本人タイゾウと褐色メイドエレナのラブは意外とストレートで大変微笑ましい。いや、笑顔の裏で嫌な客を始末するところとかあるけど、むしろそこがたまらんね。

まーキャラ的には無表情メイドのベルナさんですけど!さらにビジュアルだけなら断固タマラさんですけども!

傷持ちの二人の距離が徐々に近づく展開には本当にんまりですが、ところどころで進行するフラグやら何やらが波乱の予感で、続きも気になりますな。

というわけで、オススメもオススメ。一風変わった漫画が読みたい方は是非。

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僕は友達が少ない 5巻 【7.5/10】

ついてなーい!友達はいないけど、ハーレムはある主人公と残念な美少女たちの日常ラノベも5巻目に。やー今回は、最初の一言に尽きますわ。

ジェットコースターに乗った際の夜空のさり気ない本音とか、あまりに相手にされない理科のシャウトとか、色々見所はあったけども、何度もいうがやはりついてないが一番のインパクト。

しかしこーまでハーレム化が進行すると、真綿を締めるがごとく小鷹さんは身動きとれなくなってきてますなーいや、今更ですが。

というわけで、やっぱり今回もラストに一波紋起こして、次回へ引き。若干マンネン化しつつあるので、もうちょい関係性の変化とかを期待したい。

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鋼の錬金術師 27巻

もう先にアニメ最終回を見てしまったから、展開は知っていたけども、それでもやっぱりグッときましたわー!というわけで、最終巻ですよ。

お父様は、なんだか残念具合が最後まで抜けきらなかったのがアレですが、グリードさんが本当の欲しかったものを悟る一連の流れやら、エドの最後の練成の流れには痺れましたね。でも、一番ヤバカッタのはダントツでホーエンハイムに違いない。

最終巻でも変わらず馬鹿な四コマをやったあとのラストは不意打ちすぎる。裏主人公といっても良いぐらいこのおっさんは魅せてくれました。

しかし、本当に長らく楽しませてもらいました。

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ポジティブ先生 石黒正数短編集2

「それ町」の石黒正数が送る短編集その2がでたよー

いやーこの人の描く漫画はどれも好きですが、今回も面白かったです。
特に、どこぞの炭酸飲料CM並の勢いと笑を提供する表題作「ポジティブ先生」に、ギャグとシリアスを混ぜこぜて、最後は人情オチにもってくる神父&探偵&柔道家の吸血鬼退治「夜は赤い目の世界」がお気に入り。

後者は歩鳥誕生の根源作のようですし、話のミソにトリックをもってくるなど、「それ町」テイストが色濃い作品でしたねー

それと、さり気にお楽しみなのが、「それ町」では見られない女の子の可愛さですかね?半透明人間の彼氏を、完全な透明人間にしようと目論む謎の組織と対立する彼女さん。お色気を使うも残念な体型具合が大変可愛らしくてグッドでした。
ポジティブ先生で登場する目に光彩の無い女子学生も、若干普段と絵柄が違うせいか一癖ある可愛いビジュアルでしたね。でも、一番グッときたのは、セクハラ吸血鬼の証拠写真に写るショートカットの子に間違いない。

というわけで、高品質の短編集でした。「それ町」ファンにはもちろん、それ以外の人にもオススメー

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丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ 【9/10】

風景が大好きな、高校生咲丘は、部活案内の掲示板に「丘研」なるものを見て、まだ見ぬ素敵な丘を探す部活動と思い入部する。しかし、「丘研」は「オカルト研究会」で、そこの代表沈丁花桜は、世界征服を目標に掲げる暴君で・・・

な展開で始まる、ドタバタ青春ものかと思いきや!こりゃー良い感じに騙されましたわ。

始めは、風景に異常にこだわる意外、普通の男の子咲丘が、傍若無人だけど美人な代表や、美少女だけどなんだか眠たそうなエロオヤジ風女子高生江西陀に翻弄されるライトノベルかなーと読んでいたのですが、都市伝説を追う中で、あるいは各登場人物の語る些細な一言から徐々に、彼ら、彼女らの異常性がちらりほらりと垣間見えてくるにしたがい、作品全体の印象がゆっくり侵食されてくる感がたまりません。

しかし、それぞれの異常性がはっきりとしたところで、各登場人物に好感というか、愛着が湧いてくるからあら不思議。特に、江西陀さんはメインヒロイン?であるはずの代表を完全に喰ってますがな。全然、江西陀ルートでいいじゃない。

そんな女性陣もさることながら、意外と多い男性陣もこれまたキャラ立ちがぱねぇもので、前進意外眼中にない出島先輩に、愛すべき友人、通い妻の如く咲丘に手料理を振る舞いにくる見た目美少女中身は善人な清宮、咲丘のみを愛する引篭もりのお兄さん、ヴィラル風マゾい蜂須と、個性的なキャラ揃い。

と、みなさん群青色豊かな中、主人公咲丘くんもその例に漏れず。彼の醜悪な主張がとても胸を打ちましたね。いや、やっぱり江西陀ルートでいいじゃんか。

というわけで、非常にオススメ。スニーカー大賞、「優秀賞」は伊達ではなかった。

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"菜々子さん〟の戯曲 小悪魔と盤上の12人 【8/10】

人を思い通りに操るのが大好きな性悪菜々子さんの続編がきたよー

というわけで、今回は高校二年、演劇部に所属する菜々子さんにスカウトされて演劇部に入部し翻弄される男子高校生の物語。んー前巻の男の子が登場しない意外な構成だったんですが、相変わらず牽引力がぱねぇ。というか、菜々子さんが黒い。

自分の行動一つ一つに一々菜々子さんの思惑が絡んでると読み手に思わせる感がすごいですなーつーかこんな暗号やら何やらでいちいち試されたらたまんないよ。単に突っかかってくる天坂さんのがよっぽどめんどくさくないよ!

まぁ、菜々子さんの陰謀は楽しめても、その他の部員さん達のキャラ立ちがいまひとつだったのがやや残念。いや、主役の男子高校生は、良かったけども。

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猫物語 白 【9/10】

バサ姉、マジぱねぇ!化物語最新刊。三度主役に選ばれた委員長の中の委員長の本質とは?羽川翼とは何者なのか?彼女がし続けているズルとは何ぞや?を、初のアララギさん以外の視点をもって語られる、失恋するための、自分に向かい合うための物語。

いやー変態要素や、言葉の掛け合いを抜きにして、これほどまでに真正面から一人のキャラクターにスポットを当てた物語で魅せてくれるとは!初めて化物語を読んだときぶりの衝撃度でしたね。

とにかく、羽川視点の羽川さんマジ可愛いっ!普通に恋するオトメな些細な出来事に読み手がもだえてしまうのは、真面目な羽川さんだからこそですよ。今まで、女性陣同士の会話も壊滅的だっただけに、ひたぎさんを始めとするアララギハーレムの皆さん方の会話が凄く新鮮。ってか、ひたぎさん本当良い人になっちゃったなー

いや、妹弄りは楽しそうだったけども。羽川さん視点から見ると神原は正直微妙な奴に見えてしまうのも、これまた新鮮でありました。

全く登場しなくても存在感というか伏線を張りまくる主人公を他所に、ひたぎさんの羽川さん評で明かされる羽川さんの歪さの理屈がすげー。そりゃ本物でいられるよなー

最後の最後の展開は実に胸が熱くなりましたね。いやースターになれなくとも、流石はヒーロー。落ちぶれた原因は、神原にちょろっと語った、しっぺがえしが原因かしらん。

と、いうわけで、傑作傑作、とてもオススメ。やー真打八Pも待ち遠しいなぁーもう。

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